今日(2/9)からLOSTシーズン2のレンタルが始まった。


どこがと言われると良くわからないが、とにかくこのドラマは面白い。


ストーリーの面白さには波があるように感じるが、全体のクオリティが高い。


突拍子のない設定なのになぜかリアルで、ついつい引き込まれてしまう。


で、公式HPによるとシーズン2からは新たな人物が出てくるらしい。

もう去年からこの日を待ちわびていた。




早く借りにいかないとすぐオールレンタル中になるぞと思い、


昼休みには職場近所のTUTAYAへ行こうかと考えていたが、結局仕事が終ってからになってしまった。


不安を抱えて足早にテレビドラマコーナーへ向かう。目当ての場所に近づくにつれドキドキしてくる。


新作が出た日や、半額デーなどはいつもこの苦しみを味わっている。



今日はLOSTシーズン2の中でもVOL.1~3だけのリリースなので、


シーズン1のボリュームに押されて探し当てるのに戸惑ったが、


なんとVOL.1~3とも在庫を発見。


といっても1:1枚、2:1枚、3:3枚 というギリギリの状態。これは非常にラッキーだった。



問題はここでVOL.1、2、3とすべて借りてしまうかどうかだ。


どうせ観るんだから全部一緒に借りればいいかなと思いはするが、新作3枚の同時借りは身の丈にあってない気がする。


今日は1と2だけにしておこうか。


かといって今を逃すと3がなかなか並ばない可能性もある。シーズン1ではそれで苦い思いをしたこともあった。


が、リリースしたてのDVDで、今ここで最後の1と2を借りれば、


このTUTAYAにおいて3を借りようと思う者がいるはずもない。


1と2を返したついでに3を借りるのであれば、成功は100%保証されたようなもんではないか。



それに、1と2の在庫が1枚ずつで、3が3枚も残っているということは、


同じことを考えて1と2だけ借りていった先駆者が2人いたのだ。


ここは、その前例を倣うべきだろう。




そういうわけで1と2を借りていくことにした。


このあとLOSTシーズン2を借りるのを楽しみにしてTUTAYAに来た人は、がっかりして帰っていくだろう。


私はいつもがっかり組ですから、今日くらい勘弁してください。


などと申し訳なく思いつつ、


誇らしげにレンタルカウンターに向かった。









同期のひとりが来週、退職する。



海外から留学して来てそのままこっちで就職。


という経歴の女性だが、新入社員として顔をあわせたときから日本語は完璧で、


会社を辞めて母国へ帰るという話を聞いて、そういえば違う国の人だったんだと思い出した。




送別会の日に渡す寄せ書きがまわってきたので、何を書こうかなと、その同期との数年を思い出してみた。



新入社員研修では席が隣で、連日続く座学の講習に飽き飽きしてきたので、休憩中、彼女に眠気を訴えたら


「寝てたらペンで刺すヨ~」と口を尖らせて言う。


カワイイ冗談を言うなと思って「じゃあ頼むよ」と冗談で返す。


案の定うつらうつらしていると、太ももにちくちくと刺激がはしって目が覚めた。


ふと見ると彼女はシャーペンの芯でおれのふとももをめった刺しにしていた。



配属は違い、職場も離れた所だったので普段は顔を合わせることがなかったが、住んでるところは近かった。


たまたま歯医者でばったり会い、同じ歯医者なんだねという話になったが、


彼女は歯医者を変えたいという。


確かにその歯医者は無愛想で全然治療の説明もしてくれないようなところだったので、おれも不満を持っていた。


ということで、この辺りにある歯医者を二人で手分けして通いあさり、一番良いところを見つけようという結論になった。


その議論は、無愛想な歯医者の待合室で行われた。




笑顔がかわいく、お茶目かつ芯のあるステキな女性である。


多分もうあうことはないだろうと思うと淋しい。




そのお国の言葉で「また会いましょう!」と書いて寄せ書きの文をくくった。






昼食はたいてい、ヨメさん作の弁当をもって行く。


冬のこの時期は冷たい弁当だけじゃなく、何か温かいものも欲しくなるので、


マグカップで作るスープや味噌汁を持って行ったり、


時には会社へ行く途中にあるコンビニでスープ代わりのカップラーメンを買っていったりもする。




今日は職場の朝礼当番だったので、珍しく早めに家を出た。


コンビニに寄っていく時間もありそうだったので、カップラーメン日にすることにした。




カップめん選択の基本は、


弁当内の冷たい白ごはんを美味しくいただくために、より適したスープを選ぶということだ。



となると、味としてはこってり系の方がごはんが進むし、


サイズはそれほど大きくないほうがよい。


「どんべえ」サイズや「スーパーカップ」サイズになると、


限られた白ごはんに対して、あれだけの量のスープはまず残ることになる。


カレーでいうところの、ごはんはもう無いのにルーが余っている状態になる。


じゃあスープは残せばいいじゃんと言うことになるが、


余ったスープは部屋1つはさんだ給湯室まで捨てに行かなければならず、それは面倒だ。


食べたらすぐ手元のゴミ箱に捨ててしまえるのが正しいと思う。




というわけでこれまでの経験によると、


ベストなカップめんのサイズは日清カップヌードルのレギュラーサイズくらいが良いということになっている。


そして、日清カップヌードルはその味においても優秀だ。


基本はしょうゆ、しょうゆを食べたらカレー、カレーを食べたらシーフード、シーフードを食べたらしお、、


と中4日くらいのローテーションを組めるのも魅力だ。


値段も比較的安い。




今日も日清カップヌードルのレギュラー達から選ぶつもりでラーメン棚の前に立った。



立つやいなや、新しい顔ぶれに気づいた。


「カップヌードルワイルド」と「カップヌードルマイルド」だ。


「WILD」と「MILD」でうまくかけた前時代のネーミングはどうかと思うが、


「WILD」は赤バック、「MILD」は黄みの白バックというパッケージの色合いがステキだ。


日清カップヌードルが赤かったり、黄色かったりしたら間違いは無い。根拠は無いがそう脳にインプットされている。




最近のニューフェイスである「みそ」や「とんこつ」などは、正直レギュラーの座を脅かすほどの力は無い。


それを日清も知ってか知らずか、そのパッケージデザインは無地バックにロゴという簡素なものである。




が、これまたニュフェースのひとつ「欧風チーズカレー」は黄バックである。


そして、これはレギュラーほどの常習性はないが、


ふたを開けたときのふっくらとした香りや麺に絡む溶けたチーズの食感など、


味のインパクトという上では他の追随を許さない、まぎれもない陰のエースである。



ゆえに新たな刺客の、赤バック、黄みの白バックに過度な期待を抱くのだった。




で、今日はどっちにしよう。



体が、辛いのが食べたいと訴えている気がした。


というか寒い時期はキムチ鍋とかチゲとかが魅力的に感じるのはアジアのDNAに組み込まれた本能だ。



「WILD」はサブタイトル「ホットチリペッパー味」だが、白ごはんとの相性は間違いなく良いだろう。


よって「WILD」に決定。




ちなみに一緒にグレープジュースも買った。








最近おなかの調子が良くない。


仕事中、お昼過ぎ辺りからおなかがグルグル言いだして、全身にガスがたまったような感じになる。


そのうち苦しくなってくるのでガス抜きのために席を立つが、


その度に3階から1階のトイレまで行くのもさすがに面倒になってきた。



今日も4時ごろ限界が来た。


1階まで降りたついでになんか食料を調達しようと思って、トイレを出たらそのままコンビニ方面へ。


と思ったが、コンビニに行ったらまたなんやかやと300円ぐらい使いそうになるに違いないので、


方向転換して自動販売機で飲み物買うくらいにしておくことにした。




あそこの自動販売機は伊藤園系だが、ステキな一品がある。


それはナタデココドリンク。


乳酸菌のサッパリとした味わいと、ナタデココ好きを裏切らない例の食感の取り合わせはほぼ完璧だ。


ちょっとナタデココの肉?が少ないような気もするが。までも軽く流し込むにはちょうどいいくらいだ。


というわけで、今日もいつものナタデココドリンクを買いにいく。



自動販売機について120円を入れようとおもったら、小銭がなかった。


無意識に千円札を財布から取り出しながら軽く焦った。千円使えなかったらどうしよう。


こんなトラブルは過去になかったので、この自販機が千円入るかどうか今まで知らなかった。


あった。


中々見つからなかったので冷や汗かいたが、だいぶ上のほうに確かに挿入口があった。


1020円を入れると、すべてのボタンにランプがつく。


おおと思ったそのとき、はじめてこの自販機のラインアップを俯瞰したことに気がついた。


そういえばいつもナタデココドリンクしか見てないから他のは眼中になかったわ。


コカコーラとかのメジャー系の自販機ならともかく、


この伊藤園の自販機にはお宝がいっぱいなはずなのに。うかつだったわ。


そこにはステキなネーミングの商品が並んでいる。


「大納言しるこ」


「練り上げココア」


「7種の野菜を煮込んだコーンポタージュ」




とくに「練り上げココア」にきゅんときた。


が、残念ながらこの自販機にくるまでのナタデココへの渇望をはねかえす程の力はなかった。


それに「ココア」はHOTでしょ。


職場に戻ってから飲むのに、室内はあったかいんだから今はいいわ。




というわけでナタデココドリンクを買って戻る。


ひんやりとした缶の重みが心地よい。


缶コーヒーとか特にそうだけど、缶飲料ってすぐに飲んじゃうより、


しばらく手で包んだり、ぶらぶら持ち歩いたりしたほうが雰囲気出るなとあらためて思った。




そのうち「練り上げココア」をためしてみようかと心に誓う。


日曜日。トイザらスへ。


最近オモチャ屋へ行くたびにプラモが欲しくなる。




工業デザインの仕事を始めてから、工業製品の変な側面に萌えを感じるようになったが、


あったかいプリフォーム、食い切りに失敗したダイレクトブローボトル、ピンゲートのバリ処理、


等等にときめいてきて、今はインジェクションのランナーがブームだ。


今は純粋にランナーが見たいのだ。



プラモなら何でもいいが、ガンダムはあんまり知らないし、車とか船とか城とかを飾る趣味はないし、


折角なので昔懐かしいゾイドを買おうとここ数ヶ月考えてきた。


今リバイバルでやってるみたいだし、ゾイドの一つくらいどこでも買えるだろうと思っていたら、


意外にどこのオモチャ屋でもあまり扱っていない。


シールドライガー?ってのが今のゾイドアニメの主人公かなんかで、


そのシールドライガーしか置いてない店が多く、


イヤ欲しいのはこんなメジャーなのじゃないし。と思ってこれまでゾイド購入を見送ってきた。


じっさい昔のブーム時に好きだったのはサーベルタイガーよりもシンカーとか地味目なヤツだったし、


今度もそういう、ちょっとサイズはしょぼいけど造形的にはステキだと思えるゾイドを求めてきた。




今日はヨメが仕事で使う人形を買うためトイザらスへ行くというのでついて行くことになったが、


ゾイドに関しては期待薄だった。


いままで何度トイザらスに裏切られてきたことか。


これだけおもちゃがあってゾイドはシールドライガーしか置いてないなんて。と。


今日行く所は初めてのトイザらスだったが、まあ収穫はないだろうと踏んでいた。




シールドライガーがあった。しかも壁一面のゾイドたちも従えて。


えーすげー、あるじゃん。と思い、どれにしようと色めき立ったが、すぐになんか違うと気づいた。


ゾイドはゾイドなんだけど雰囲気がどれも違うというか。


シリーズ?がいくつもあってそれぞれ箱の装丁も違って何を選んだらいいのか良くわからないし。


何よりパッケージの製品写真を見ると、そのほとんどのキャラクタに


かつてゾイドのシンボルであったゴムキャップがついてないのだ。


ゴムキャップが無きゃゾイドだなんて思えないし。


と思ってキャップのあるのを探すとやっぱり、シールドライガーしかないのだった。




今までは売り場に選択肢が無かったからシールドライガーを避けてきたけど、


他に良さそうのが無いならこの際シールドライガーでもいいやと思うが、


シールドライガー2種類あって、1000円のと3900円の。


こちとらランナーに萌えたいだけなのに3900円は無いよなと思って1000円のを手に取るも、


比べるとやっぱり安っぽいし、とにかく箱の大きさが全然違う。重さも違う。


1000円のシールドライガーは嬉しいけど、3900円のにしとけば良かったって後で後悔するに違いないし、


かといって3900円あったらもっと使い道あるでしょ。と葛藤。




この時点でシールドライガーに大いに不信感を抱き、


ゾイドはもう買うまいと思って家路に着いた。