こんにちは
立川サイエンスひとネット代表の青谷典子です。
立川で生まれ育って、3人の子育てをし、
現在はお子さんの発達サポートや、
子育て世代に向けての教育セミナーなどをしています。
また、子どもと直接触れあう仕事として、
幼稚園や小学校科学教育センターでもお仕事をしています。
私は2015年に岡村先生と一緒に
「立川サイエンスひとネット」を立ち上げました。
わくわく楽しいサイエンス。
なぜ?を深めるサイエンスを発信したり、イベントをして科学をひろめています。
なんで科学?活動のきっかけは?
以前、学校で特別支援の仕事をしていたときに、
普通級の子どもたちと違うことで
認めてもらっていないような場面がありました。
これはどういうことだろう、
「障がい児教育支援ネット」という会を作って、
たくさんの保護者とお話をしました。
みんな違って当たり前なハズなのに、
みんなと違うことで理解してもらえないという話が
たくさん出てきて、モヤモヤしました。
岡村先生との出会いで一歩を踏み出すことに
モヤモヤしている時に、
当時私の子どもが通っていた小学校の中にある科学教育センターに、
理科の先生を定年退職したばかりの岡村先生がやってきました。
岡村先生は
「子どもたちにもっと理科を好きになってもらうための活動をしたい」
という話をしていました。
私は岡村先生に、
私も子どものころ、科学センターに通っていて科学が好きなこと、
今は障害のあるお子さんと関わっているという話をしました。
すると岡村先生は
「理科、科学は人の幸せために活用するんだよ。
青谷さんは科学が好きなので、科学と福祉を合わせてこんな講座ができると思う」
と感覚の科学を提案してくれました。
そして、プログラミングなどに詳しい東大生も紹介してくれて、
夏休みに東大生と一緒に「感覚の科学」を行いました。
身体の障害も、発達障害も感覚に大きな偏りがあるので、
それを科学の講座にしました。
一歩踏み出して、広がった!
それをきっかけに、その後も、
車いすユーザーのお子さんでも参加できるサイエンスのワークショップや、
どんなお子さんがいても大丈夫!安心の場で一流の先生から科学を学べる
ダ・ビンチサイエンス教室をコロナ前まで施設を借りて行っていました。
科学は人の幸せのために
私たち「立川サイエンスひとネット」という名称に
「ひと」が含まれているのは、
楽しい科学をきっかけに、
人と人があたたかくつながって優しい世界になったらいいな、
という想いからです。
立川サイエンスひとネット
どうぞよろしくお願いします。
(青谷、滝川洋二先生、岡村幸保先生 2016年撮影)