12月22日月曜日
定休日

高校1年の夏休み以来
数十年ぶりに友人宅へ行って来ました

記憶を頼りに近くまで行くも
結局
第一村びとの
沢山の猫に囲まれたお婆さんに教えてもらい
友人宅へ到着
『コンニチワー』
初対面の友人の嫁様に軽く自己紹介
家に上がらせてもらう

澄ました友人の写真を見て
涙が出る
ロウソクに火を灯し
線香を一本
手を合わせて
南無阿弥陀仏
と10回
我が家の浄土宗のやり方

彼は
高校1年のたった1年間のクラスメイト
2年生になるタイミングで転校した友人
前にここに来た時は
彼のお父さんが亡くなった直後
お盆で僕が母方の実家に行った時
近くに住んでいると聞いていたので
線香をあげようと行きました

その時のエピソードを
今日彼の嫁様に話しました
高校1年生の彼は
線香をあげた僕に
『おいイイル変わったジュースが
盛り籠に入っとったけど飲むか?』
(写真はイメージです)
僕『おう』

『見てみこれ開けるとこがねえぞ』

ガーン!!マジか
(ショックを受けた僕の心の声)
(乗るか)
僕『本当やなプルトップ無い』
僕『缶切りと皿持ってきてくれ』
『コップやねえんか?』
僕『皿で良いよ』
『お前これ飲んだ事有るんか?』
僕『・・・うんまあ』

僕『これなラベルを逆さにして
下側を開けるのがコツだぞ
覚えとけよ』
幼少期食料品店で育った僕は
キコキコキコキコと缶を開け
ゴボッと
皿に出したアスパラガスを見て彼は
『なんかこれ』
僕『ラベルのまんまだろうが』
僕『一生言いふらすからな』
(写真はイメージです)
一生より長い間言いふらす事に

僕と彼の嫁様は泣きながら笑って
僕は更にエピソードトークを一つ

彼は僕の留守中に家に来て
お風呂貸してと僕の親に頼んで
我が家の風呂に入って
帰っていった事もあるんですよ
チョット不思議な奴ですよねと
彼の仏壇の前だから
陰口ではないはず
彼の嫁様は泣きながら大爆笑
僕も涙が止まらない

落ちついて
嫁様が話してくださいました
今年の夏の暑い日に
仕事から帰った彼は
調子を落とし
呂律がおかしくなった
熱中症だろうと病院に行かず
症状も良くならず
しばらく間を空けて検査
脳に腫瘍
リンパ腫だと
治るだろうと言われ抗がん剤治療
それが彼にきつ過ぎたらしく
彼は漢方で治すと
最近
インフルエンザにかかり
急激に弱り
召された
とのこと

僕は彼に5年前本屋さんで偶然あったのが最後だな
携帯電話の番号を交換して
彼のラインのアイコンが
小さい子どもだった事が気になり
お子さんは?と

7歳のお嬢さんがいると

ああ
言葉が見つからない
ただただ涙が

もう一度手を合わせ

無責任に頑張ってとも言えず
『ずっと彼の事を覚えておきます
いままでも
アスパラ見るたびに彼がよぎってたんですよ』
帰宅しました

ウチの嫁様と息子娘の4人で外食
何故かでてくる涙を
辛い麻婆豆腐のせいにして
他愛ない会話を噛み締めました

まさゆき
心残りはあるだろうけど
安らかに
またあおう