「あら? 遠江は?」
部長は不思議そうに呟きました。
たしかに、時計は約束の時間をとっくに過ぎています。
「…副部長、どうしたのでしょうか」
「たまには、副部長も休みたいのではないのだろうか? ここは、疲れるから」
…四月一日君はすこしつまらなそうに呟きました。
やはり、異性ばかりのところに一人でいるのは退屈なのでしょうか。
「きょ、今日はどうしましょうか…?」
わたしは、二人に問いかけました。
二人は、静かに移動し、席につきました。
それが答えのようです。
「さぁ、始めましょうか」
部長は静かに言いました。
☆☆
今日の会議では、以下の案がだされました。
・喫茶店やらない?(部長、四人しかいないのですよ? そこまで手がまわりませんよ。
・お化け屋敷は?!(なんで、そんなにベタが好きなんですか? 僕は嫌です。大変じゃ無いですか
・部誌の発行(とりあえず、これですよ。だめですか?
・過去の名作について考察する(文芸部ですから、これくらいはしなくては
と、言う感じです。
もう一度くらい、話合いの場を持ちたいと思っています。
そのときは、副部長もきてくださいね?
以上、議事録でした。
あ、言い忘れていましたが、部誌は発行するようですので、なにか作品に取りかかっておいてくださいね。
みんなで頑張っていい文化祭にしましょう!!