出演者インタビュー最終回! | 文学座公演『エゲリア』公演ブログ

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文学座公演『エゲリア』。9月7日~23日、吉祥寺シアター。

こんばんは目
増岡裕子ですひらめき電球

いよいよ明日から始まります『エゲリア』
本日はゲネプロ×2!!
疲れを知らぬ出演者たち…初日が楽しみです!



さてさて出演者インタビューの最終回は…
演奏の後藤浩明さんです音譜




『エゲリア』の音楽は後藤さんの生演奏なのです!!


増岡:明日からいよいよ始まりますが、どんな気持ちですか?

後藤:とても楽しみです。吉祥寺は好きな街なので毎日通えるのも嬉しいです。


増岡:どんな楽器を主に使っているのですか?

後藤:今回はシンセサイザーとコンピューターと小物を使っています。役者さんの役作りと一緒で、その時の芝居のカラーによって使う楽器は変えています。芝居によって、どんなジャンルの音楽を持ってきても良いと思いますが、大切なのはその音楽が劇の構造を支えているかどうかということだと思います。


増岡:今回作曲されるにあたって、どんなことを大切にされましたか?

後藤:リーディングの『エゲリア』から参加させていただきました。そのときは割りと自由な感じでやっていたのですが、今回は舞台装置あり、照明ありの劇場公演なので、メロディ・リズムのある形のハッキリしたものを創ろうと意識しました。それを基本フォルムにして発展させていきました。
あとは稽古を見てどんな時間の使い方をしているかとか、どんな温度でやっているかを感じ、作っていきました。
芝居と一緒で音楽も相手あってのものだから、対テキストではなく、現場で何が行われているかをみることが大切だと思います。

増岡:今回使われているテーマ曲がとても素敵です!

後藤:今回のテーマ曲はもちろん稽古場をみて作ったものですが、『エゲリア』を音名表記したときの音で作りました。


増岡:生演奏なのでその日の役者の演技などに影響され、変化することもあるのでしょうか?

後藤:常に影響されている感じです。交流することに意味があると思います。僕は譜面は書かず、台本に音楽の設計図を書き込んでおきます。音楽が舞台の時間を仕切るわけにはいかないので、創り込む部分とそうでない部分を作っておいて、その時の芝居の流れに沿ってこちらもあわせています。

増岡:では最後に…観に来られるお客さんにひとことお願いします!

後藤:僕も楽しんでやっています。皆さんも是非楽しんで下さい!


増岡:どうもありがとうございました!



生演奏で繰り広げられる『エゲリア』の世界、どうぞご期待下さい音譜




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