第七回出演者インタビュー | 文学座公演『エゲリア』公演ブログ

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文学座公演『エゲリア』。9月7日~23日、吉祥寺シアター。

こんばんは!後田です。
しばらくぶりのブログ更新ですアップ
明日からいよいよ舞台セットの一部が仕込まれます、楽しみは増すばかりです(^O^)


ではでは、今回ご紹介させて頂きます、鈴木弘秋さんです!


写真は準座員の駒井さんと語っている弘秋さん。

弘秋さんは、岡本かの子が大乗仏教への信仰を深めるにあたり、劇中かの子に重要な関わりをする田原石禅師を演じられます。

まずは<弘秋さんの最近のマイブームについて>お聞かせください!

「最近は朝起きてから座禅を組むことかなあ、今回の芝居の稽古始めから続けています。」

禅師という職業を演じられるにあたっての役作りの一環でしょうか?

「そうですね、あと坊主頭にしたのでそれを撫でるのもマイブーム。
撫でると落ち着きます(笑)座禅とセットだから癒し効果も倍増です。」

役作りと同時にリラックスもできる!いいですね~(笑)


<弘秋さんは禅寺に行ったことはありますか?>

「はい、京都に芝居をしに行った時に行ったことがあります。
朝が早くて5時くらいに禅寺に集合して座禅を組むんだけれど、最初は眠くて頭がボーっとしてしまう。
でも、ろうそくの明かりの中だけで火を見つめながら座禅をしていると不思議と気分がさっぱりするんです。
一度行ったら忘れられない独特な雰囲気がありました。」

弘秋さんはとても具体的に、イメージしやすく話してくれました。
時間が空いたらもう一度禅寺に行きたいそうです。


<岡本かの子について>どう思われますか?

「現代ではなかなか見られないと思うぐらいの相当なエネルギーを持った女性。
誰かと誰かと誰かの特徴を合体させてやっとイメージできるぐらいの複合体。
自分はもともと勝気な女性が好きだけれど、岡本一平のようには生涯を尽くして
かの子を支えられないかもしれない。」

確かに、現代の女性で岡本かの子のイメージがパッと「あの人だ!」とはなかなか出てこないです。
岡本かの子はそれだけパワフルでエネルギッシュな女性であります。

ではでは・・・最後に<意気込み>をお聞かせください!

「みんなでリレーのバトンを渡していくように、全体のエネルギーを次へ次へと渡しながらまた受け取りながら全体で作っていかなければならないと思います。
今回の座組みは若い人も多くて、熱い人も多いから、エネルギーがどんどん増して熱くなっていくんじゃないかな。」

弘秋さんの語ってくださる言葉のひとつひとつには思わず聞き入ってしまうような
説得力と実感が込められていました。

<弘秋さん、インタビューに答えてくださりありがとうございました!
とてもいいお話を聞かせて頂きました!>

「いやいやいや(笑)」



後田真欧



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