皆さま、こんにちは!
 
『田園1968』にて
白石早苗(しらいしさなえ)を演じます、岡本温子と申します。
 
劇団公演は2017年『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』以来2度目、5年ぶりの出演です。
準座員だった2017年。
思い返すとあっという間の5年間でした。
これからも真摯に、ひたむきに頑張ります。
よろしくお願い致します。
 
 
さて、ブログテーマの「私の原風景」
真っ先に思い浮かんだのは、この風景です。

 

 

こちらは、兵庫県西宮市にある
『阪神甲子園球場』の
三塁側アルプススタンドからの景色です。
 
原風景とは幼少期に印象が刻まれ、成人しても思いを馳せる景色、人の心の奥にある原初の風景とのことですが、
私にとってはこれ以上ないくらい鮮烈で
一生忘れられず、
一生思い出し続ける風景と断言できるので
こちらを挙げたいと思います。
 
 
私は高校時代、野球部マネージャーとして、この甲子園のグラウンドを目指して日々過ごしていました。
 
肌は真っ黒に焼けて、
暑い日も寒い日も
雨の日も風の日も
どんな時も部員たちと共にグラウンドにいました。
全ては試合に勝つ為。甲子園に行く為。
「行けるわけない」と笑われても、夢を信じた高校時代。
真っ直ぐに、高校野球を愛していました。
 
あんなに恋い焦がれていたのに
どうしても届かなかった場所。
 
高校3年生の夏、
最後の試合に負けてからはじめて甲子園球場に行った時は
球場の外壁が見えた瞬間に
 
「ああ、
ここにみんなで来たかったんだなあ」
 
と思い、涙がぼろぼろ溢れてきたことをよく覚えています。
 
私にとっての青春、
喜びも幸せも苦しみも悔しさも
全てが詰まった大切な景色。
 
目を閉じると、このグラウンドの風景がぶわっと広がって、いつも私に力をくれます。

 

 

こちらは朝6時半の甲子園。
球場の息遣いが聞こえてきそうな静けさの中の、凛としたグラウンド。
芝の緑と空の青、黒土と、グラウンドに落ちる大きく広がった銀傘の影、全てが本当に美しいのです。
 
たくさんの人の思いが集まる場所。
何年経っても、一瞬であの頃に引き戻される
そんな私の原風景でした。
 
 
『田園1968』では、眼前に広がる田園風景に想いを馳せる人物達が沢山登場します。 
皆が見ているのは同じ場所(土地)だけれど
そこに自身の人生や思いが絡んで
きっとそれぞれ違う風景に見えているのだろうと思うと、一人一人のことをもっと知りたくなります。
 
どうか観てくださる方々にも、
それぞれの風景が見えたらいいなと思っています。
 
 
 
ではここで1968年クイズ!
 
1968年当時でのプロ野球史上初記録で
通算400号本塁打を達成……
 
したのは『野村克也』(南海)ですが
 
同じく当時のプロ野球史上初記録で
通算1000四死球を達成したのは誰?
 
 
 
答えは……
 
『王貞治』(巨人)でした!
 
 
 
引き続き、『田園1968』
出演者リレーブログをお楽しみください!
 
岡本温子
 
=====

文学座公演

『田園1968』

 

作:東 憲司

演出:西川信廣

 

2022年6月17日(金)〜25日(土)

新宿南口・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

 

5月14日(土)一般前売スタート

10:00〜オンラインチケット先行

11:00〜電話予約

公演HP:http://www.bungakuza.com/denen1968/index.html

 

 

 

 

◆出演:新橋耐子、加納朋之、高橋克明、郡山冬果、越塚 学、岡本温子、西村知泰、磯田美絵、武田知久

 

◆スタッフ:美術/石井強司、照明/塚本 悟、音楽/上田 亨、音響/中嶋直勝、衣裳/山田靖子、舞台監督/岡野浩之、演出補/西本由香、制作/梶原 優、最首志麻子、白田 聡、宣伝美術/太田克己(太田事務所)、イラスト/徳永明美

 

◆公演スケジュール

6/17(金)18:30★

6/18(土)13:30

6/19(日)13:30◎

6/20(月)18:30★

6/21(火)13:30

6/22(水)13:30

6/23(木)18:30

6/24(金)13:30◎

6/25(土)13:30

★=夜割

◎=終演後、アフタートーク開催。

6/19(日) 永島敏行(俳優・青空市場代表)、西川信廣(演出)

6/24(金) 東 憲司(作)、石井強司(美術)

 

◆チケット料金(全席指定・消費税込)

一般6,200円

夜割4,500円(6/17、20の回限定)

夫婦割11,000円*

ユースチケット(25歳以下)3,800円

中・高校生2,500円*

 

*=取り扱いは文学座のみ

・ご観劇当日、ユースチケットは年齢を証明するもの、中高校生は学生証をご持参ください。

・車イスでご来場のお客さまは、必ずご購入時に文学座までお知らせください。

 

・未就学児のご入場はご遠慮ください。

 

◎東 憲司セット券 販売期間:5/14(土)~5/21(土) お申込み:文学座電話予約のみ/数量限定

劇団桟敷童子 最新作『夏至の侍』〈6/7(火)→19(日)すみだパークシアター倉〉とセットでご購入いただけるお得なチケットです。

『田園1968』(6,200円)+『夏至の侍』(4,000円又は4,500円)…9,600円[消費税込] 

 

◆チケット取り扱い

・文学座チケット専用ダイヤル 0120-481034シバイヲミヨー  (11時~17時30分/日祝除く)                        

・e+(イープラス)http://eplus.jp/bungakuza/

 

 

 

(携帯&パソコン)

・キノチケットカウンター 紀伊國屋書店新宿本店5F(店頭販売のみ10:00~18:30)

・キノチケオンライン https://store.kinokuniya.co.jp/ticket/

 

 

 

 

◆劇場

紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 

(新宿南口タカシマヤタイムズスクエア南館7階)

※JR新宿駅新南口より徒歩5分・南口より徒歩8分

※JR代々木駅東口より徒歩5分

※地下鉄副都心線「新宿三丁目」駅E8出口より徒歩5分

 

【お問い合わせ】 文学座 03-3351-7265 ( 10:00→18:00日祝除く /日祝除く)

imageimage