『劇のことば』vol.4

皆さまご無沙汰しております。すっかり秋めいてきましたね。
文学座も11月の本公演に向けて動き出しました。
早く皆さまと画面越しではなく、劇場でお会いしたいですね!

さて、『劇のことば』は今回で最終回になります。
vol.4の題名は『文学座の歴史から』

今回の言葉も、過去の公演パンフレットや記念冊子などから抜粋していますが、対談やパンフレットを読むと、先人の方々がいかに作品について、演技について、演出について、俳優について、そして演劇というものについて考えていたかが分かり、何よりそれぞれがきちんとその考えを自分の言葉として言語化出来ている事に、改めて感動するのです。

この企画をやらなければ、出会わなかったかもしれない言葉たち。
たったの4回ではありますが、企画を考えて、動画を制作するチャレンジをしてみて良かったなと思います。

最終回にふさわしい素敵な言葉ばかり。
読み手も豪華なメンバーです。
最後までじっくりとお楽しみください!

《読み手》
渡辺多美子·櫻井章喜·鬼頭典子·助川嘉隆·高橋紀恵

 

 

《出典》
◎戌井市郎
1954年『探偵物語』公演パンフレット
「演出雑記ー稽古前記ー」より
◎三島由紀夫
1953年『夜の向日葵』公演パンフレット
「海風の吹きめぐる劇場」より
◎芥川比呂志
『文学座20年の回顧 座談会』より
◎杉村春子
『文学座創立60周年座史』インタビュー「俳優修行」より
◎岩田豊雄·岸田國士·久保田万太郎
『文学座創立についての挨拶』より

《協力》
文芸研究委員会

《企画・編集》
柴田美波