筆の店kenzeeでは熊野筆を製造販売しています。
筆の購入していただいたお客さんには祖品を出しています。
熊野筆の購入記念として絵筆を出しています。
その絵筆を
「分けてください。子供がコシがあって書きやすいのです。」と電話がありました。
絵筆で文字を書くのではなくて、色を塗るのでしょうが?と思いました。
よく聞いてみましたら、
書道塾の生徒が暑中見舞いの絵てがみを描くの良いとの事でした。
私の頭が固かったです。
そこまで想いもよりませんでした。
筆を使うのに墨か絵具かの違いだけで、筆で書くのは同じ事でした。
絵筆はあります。
販売には数がそろわないので販売には使えない筆ならあります。
不揃いのバラバラの絵筆でしたら、プレゼントいたしますとお話しました。
後日、生徒さんが喜んで使いました。ありがとうございました。
とメールが届きました。
絵てがみは、心の便りです。
感謝、感謝です。
さー、私も真似します。
筆造人 向久保健蔵