出典元:映画.com

 

作るのは不可能だと言われた青いバラを作り出した園芸家・鷺坂冬子さんをモデルにした物語だそうで。

 

どこまでが実話かわかんないですが…初恋の人がハングライダーで飛んだものの、そのまま帰らぬ人に。

 

その人が忘れられないまま独身で、でも日々明るく生き続ける女性が冬子さん。

 

由紀さんは映画初主演だそうですが、そんなことみじんも感じさせないという役者ぶり。

 

というか若い頃から志村さんとかともコントしてましたよね?

 

 

 

さすがだな~と思いますね。

 

冬子はステージ4のがんと闘いつつ、毎日ウォーキングをするのが日課なんですが、死ぬまでに夢をかなえようと考え始めます。

 

それが自分もハングライダーで空を飛ぶこと、だけど腕の力もなくなってきているのにそんなことが果たしてできるのか?

 

というお話で。周囲の助けを借りて特別仕様のハングライダーを作ってもらって果敢に挑戦するというお話です。

 

 

由紀さんが養子をもらってその養子がおかやまはじめさんなんですが、その息子役がボイメンの二人です。

 

この兄弟がまた対照的で、定職についていない長男と硬い仕事についている次男っていうのが面白かったです。

 

特製のハングライダーを作るのが、柳ゆり菜さんなんですが、かわいかったですね~。強くてパキパキしてるんだけど。

笑いの間が絶妙で、だけど後からじわじわと泣けて。

 

もちろん由紀さんのキャラによるところが大きいんですが、亡くなった人をずっと思い続ける純情さ、に打たれて。

獏さんはお見合いしたけど振られちゃった男性の役。

 

いくつになっても夢を忘れてはいけないっていうようなことも考えましたし、明るく前を見て生き続ける大切さも感じました。