久々に映画館で迫力満点の作品を見たいと思っていたところに「ワンダーウーマン1984」の上映。はじめてガル・ガドットを見たときから「彼女以外ワンダーウーマンの適任者はいないんでないか」と思ったぐらいに美しくカッコよくタフな役柄がぴったりなんです。
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※なるべく本筋には触れないようにするつもりですが、白紙の状態でご覧になりたい方はご注意くださいm(__)m
今回の舞台は1984年のアメリカですが、今見ると「ちょっと行っちゃってるな~」という街ゆく人のファッションやヘアスタイルに目を奪われつつ、だけどワンダーウーマンことダイアナはぶれていないんですよね。
そらまぁ時空を超えて生きる存在だから当然なんです。その分人には言えない、わかってもらえない深い悲しみを抱えている。運命の恋人だったスティーブを失くして傷心の日々。
そんな彼女の前(普段は考古学者として地味な暮らしをしている)に現れたのが「願いの石」
その石を持ったまま自分の願いを話せば、たちまち実現するという奇跡の石なんですが、これが悲劇の始まりでもあった…
人間の欲望は果てしなく、それが膨らんでいくととんでもないことになるという警鐘のメッセージも映画では訴えつつ、ダイアナの悲恋についても再びスポットライトが当てられます。
ううネタバレになっちゃうな~💦難しい。みんなを救うスーパーヒーローは、自分の大事なものも犠牲にしなくてはいけないのか…と痛感。自らと闘ってさらにたくましく美しくなるダイアナ。
な、泣けるです。ワンダーウーマンはめっちゃ強いはずなんですが、今回ちょっとパワーダウンしかけるところもあり、そんなところも思わず「ガンバレ~」と声援をおくりたくなる。
ダイアナに憧れ、恐るべき進化を遂げるバーバラにも注目ですよ。最初のいわゆる「ダサい感じ」から美しく洗練されて、ついには…その豹変ぶりは怖いほどでした。
あとは大風呂敷実業家・マックス・ロード、うさん臭さ半端ない💦なんちゅうやっちゃと突っ込みたくもなるんですが、この人も自分のコンプレックスに打ち勝とうと必死にあがいてきた過去がある、その辺の描き方もうまいです。
ただ「悪人」と断罪するわけでなく、彼にも悲しみや弱い点があることをきちんと教えてくれます。
もちろんガル・ガドッドの活躍シーンは見どころ満載。いや~ドルビーシネマで見るべきだったなとも思っておりますが^^;
決して見て損はないと思いますので、年末年始映画一本ぐらいみとこっかな~という方におすすめです。
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ワンダーウーマンファンだったうちの父が生きていたら…あ~見せてあげたかったぜ、本当に。
より映画を楽しむために、まずこちらの作品は見ておくといいかもです。↓
↑うちの父が夢中になってみてたのはこちらのテレビシリーズです。