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映画「ラストサムライ」でハリウッド映画への出演も果たし、俳優の松山ケンイチさんと結婚して今や3児の母である小雪さん。映画監督の河瀨直美さんが自分を対談相手に選んだことに最初は戸惑っているようでしたが、実は共通点のあるお二人。
河瀨さんと言えば、「萌の朱雀」で一躍有名になった監督さん。奈良出身で奈良を舞台にした作品も数多く発表。ドキュメンタリーも撮影しておられますよね。
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私は前々から河瀨監督は尾崎亜美さんと似ていると思ってるんですが、だれか共感される方いるのかな^^;
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と画像も探してみましたが(左が尾崎さん。いざ見てみるとそうでもないのか…失礼しました💦)
河瀨さんは一児の母で、小雪さんも河瀨さんも今は田舎暮らしを実践されており、お米を作る(河瀨)・トマトを育てる(小雪)などして、自然の恵みを感じつつ日々生活されているのだそうです。
お味噌や梅干しも自作。お子さんと一緒に作ると「食育」にもつながると…なるほど!
小雪さんって役のイメージで、もっとクールな静かな印象だと監督も思っていたみたいですが、実は肝っ玉母さん?よそのお子さんも預かって常におうちは「放課後ハウス」状態だそうです。
だいぶ前、独身時代だけど、スマスマにも出てて「壁塗りも自分でやります」って喜々としておっしゃっていて。スマップのメンバーも驚いていたのが印象的でした。
お子さんを3人授かったところで、女優をやめようかと小雪さんは悩んだ時期もあるそうですが、「両立できてる」って線引きができるのは自分だけ(子どもにとっては両立できているって思えないかもしれないけど…)ということで、完璧は目指さず60%ぐらいを考えて暮らしているそうです。
そりゃそうだよな、「育児と仕事を両立」ってその人その人の物差しで違うわけなんだもの。ただ「料理はすごい作り置きして出てくる」と。手料理を食べることで愛情と常在菌は子供に伝わると思うとおっしゃっていました。(※常在菌ってわからんかったので調べました)
いやしかし、ご主人のはなし一つも出てこなかったなぁ。事務所NGだろうか!? 私は松ケンのファンなのでちょっと残念でした。
後半は河瀨監督の生い立ちに迫り、養母が大伯母だったんですね。知らなかった…。子どものころから人の生死について考えており、自分の出産シーンや養母とのケンカのシーンもドキュメンタリーに収めているんですって。
ケンカのシーンも、養母と話しているうちに自然にエキサイトして始まったそうですが、それでもカメラは回している、怒っていながらもどこか俯瞰で見ている「もうひとりの自分がいる」と。
小雪さんはそれを聞いて「わかる!」と「男性だったら激高してそんなことできないと思う、女性脳じゃないかな」と。そうかもしれんなぁ。どこか常に自分を客観視しているところは私もあるかもしれません。
河瀨さんは若手の映像クリエイターも育てるべく、奈良で国際映画祭を開催しているそうで。私は知らなかったのですが、若い世代にも自分のスキルを伝えていくって素敵ですね。小雪さんも「見に行きたい」と興味津々でした。
河瀨監督の「朝が来る」見に行けてないんですが、好きな俳優さんも出てるので見に行こうかな?里親のはなしですが、河瀨監督自身が「里子」だったので、自分のこととして原作を読めたと。「親(おとな)の視点でなく、里子の男の子の目に何が映っているのかを描きたかった」という発言で、本作がますます気になりました。
小雪さんも出ていた🎥 このシリーズ面白いんですよね!また映画やらないかな。
河瀨作品より最近のものを。特に個人的に「あん」はお薦めです。