時々amazonで中古の本を買います。今回たまたま目に入り、石田ゆり子さんは好きだけど、エッセイは読んだことないよな…と購入。彼女らしいナチュラルで、感性豊かな文章がつづられています。読みやすいし、読んでいるとほっこりするのは彼女のお人柄そのもの。

 

これはだいぶ古い本でして、ゆり子さんが33歳のときのもの。今も美しいけど当時はショートカットだったんだ!と意外な発見も。最近は「ナチュラルビューティー」として注目されているゆり子さんだけれど、当時のサイン会は「圧倒的に男性が多かった」と書かれていて。きっと今サイン会をすれば、女性がほとんどで、それこそ「田中みな実」状態になるんじゃないの?と思ったりしますが(笑)

 

ゆり子さんならではの視点で、コンサートに行った時のこと・映画撮影のこと・松任谷正隆さんとグラミー賞で生中継をしたときのこと、などなどつづられています。きっといい意味でゆり子さんは変わらないんだろうな。みずみずしい感受性を持ち、よき同性の友達を多く持ち、かわいい家族たち(ペット)に囲まれて。

 

このエッセイのときに妹・ひかりさんが第一子妊娠と書かれていますので、時の流れを痛感します。ひかりさん、最近テレビにもちょこちょこ出ていますが、「子どもには厳しいです!」と断言されていたし。本から17年たつわけで、お嬢さんも高校生なんですもんね。

 

一番驚いたのはカルロス・ゴーンさんにトーク番組でインタビューをした話。知らなかったなぁ!!「目標は具体的に定めるべし」という氏の格言に、ゆり子さんは「コメディもシリアスもできる女優になりたい」と答えたらあっさり却下されたとか…※具体的ではないということらしい。

 

フジテレビで時々オンエアする(番組改編期に)「スナックあけぼの」で、名タッグを組んでいる天海祐希さんとも古い知り合いなんだ!と今回読んでわかりました。宝塚時代から公演を見に行って「アニキ」と呼んで慕っていることも(笑)

 

サクッと読めて楽しいので、みなさんもよかったら探してみてくださいね~^^

 

ちなみにエッセイのタイトルが、ちょっと金子みすゞさんっぽいなと思ったのは私だけでしょうか?