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「本」の話題なんですが、読むきっかけはNHKの「金曜時代劇」
なので、「テレビ」のジャンルに入れてみました。


元々、歌舞伎の基となる「念仏踊り」を踊っていたという
阿国には興味があったんで、ドラマを見たんです。
「新選組!」でファンになった堺雅人や、津田寛治
好きな俳優さんが出ていたのも興味をそそられ。


主役の菊川怜ちゃんも新境地を開拓したんじゃなかろうか?
阿国に横恋慕する傳助役は鈴木一真。
この人、今までクールな役柄が多かった気がしますが
今回はちょっとひょうきんな感じで良かった。


堺さんも大河ドラマでの役が『涼やかで理知的な人』
という印象だったけど、三九郎は天下様(豊臣秀吉)の
ご威光に預かりたい名誉欲の強い、冷徹な男。
目つきもわざと怖くしてんじゃないの~!ってぐらいで
ファンとしては「こんな堺さんも見たかった!!」と
大満足なんでありました。


でもでも・・どうも話の展開が急すぎるところに
疑問を覚えまして。
阿国は三九郎と夫婦同然だったんですが
そのうちに名護屋山三郎という恋人が
できるのですが、それが唐突だったりと。


本屋さんで原作を見たら、納得。
だって上下巻あって、一冊が小さい文字でぎっしり
書かれて500ページあるんですよ~~!
それを一回45分・全六回でまとめるんだから仕方ない。
じゃあ原作を読んでみるか~と重い腰が上がりました。


子供の頃のほうが、読書好きで、特に社会人になって以来
長編はほとんど読んでないんです。
ジャンルも軽めの・・エッセイが多くて。
だからこの上下巻を読むのは一大決心でしたが
「有吉佐和子」の作品は一度読んでみたかったんで
トライしました♪


最初は大変でしたが、読み出すと面白いんですよね~。
原作を読むと、改めて、秀吉を妄信的に崇拝する三九郎
庶民の前で踊り歌うことに喜びを感じる阿国。
二人の違いも細かく描かれています。
私は読むのが遅いんで、あと少しで上巻を読み終わるところ。



金曜時代劇は先週終わってしまいましたがホムペは
残ってますよ~。 http://www.nhk.or.jp/drama/archives/okuni/index.html


全然関係ないですが、リラックマの画像を一緒にアップしますね。
ローソンで今、お菓子を決められた中から(10種類ぐらいしかないので厳しい~)
二種類買うと、5種類のリラックマのキャラクターから一本携帯ボールペンが
選べるという仕組み。satochan、お嬢さんにいかが?
(私は友人用と自分用にお菓子を四つ買ってゲット☆)