THE有頂天ホテル

舞台なら「君となら」ドラマなら「王様のレストラン」
実は「古畑任三郎」はあまり見ていないんですけど、
私は三谷さんの書くお話が好きです。
豪華キャストで宣伝を見てるだけでもわくわくした
「THE有頂天ホテル」を見てまいりました。

見て回ったレビューで多くの方が書かれてたとおり
「あ～なるほど、そこでそうなるのか～～」
「小道具の使い方がうまいなぁ」って感心。
あんだけ大勢の人が出てきてて、皆輝いてる。
カメオ出演も楽しめますしね♪

やっぱ「ニン！」と登場する伊東四朗さんには
わらかしてもらいました。さすが～。
といっても監督本人が語っていた通り
『力のある役者さん』がこれだけ揃うと見所満載。
私的にツボだったのは腹話術のおじいさん（榎木兵衛）
と演歌歌手（西田敏行）の付き人尾藤を演じる梶原善です。

ベルボーイの只野君（香取慎吾）が歌う歌もなかなか良くって
頭の中に今も残ってますが、甲本ヒロトの作詞作曲だそうで
納得です～。ギター弾けないのによくやったなぁ～慎吾ちゃん！
桜チェリー（YOU）の歌も良かったですわ。そうだ、歌手だったんだもんね♪

原田美枝子と戸田恵子が交わす言葉も印象的。
ホテルマンの仕事を全うする副支配人・新堂（役所広司）は
男のカッコ良さと情けなさが見え隠れして素敵でした。

映画最後まで見て、最初にルビ？というのかな
「THE WOW-CHOTEN HOTEL」となっていたのか、
その謎が解けたように思いました。