今朝の新聞・テレビなどで取り上げられてたんで、
ご存知の方も多いと思いますけど・・こんな記事がありました。
大阪大学の経済学研究所の調査だそうです。
というと、私、バッチリあてはまるんですよね~。
自営業で手伝いをすることもありますが、
毎日ではないですし、名古屋市内に住んでいる、30代。
さらに条件をつけていくと「文系大卒」「たばこを吸わない」
「ギャンブルしない」「のんびり屋」「信心深い」などあるようですね。
(前の三つはあてはまってるかな)

産経新聞から記事を抜粋してみます。元記事・http://www.sankei.co.jp/news/morning/18iti001.htm

高齢者ほど「不幸」 阪大教授ら概念数値化

  男性よりも女性、高齢層よりも若年層のほうが幸せを感じているが、
所得の高さと幸せは必ずしも比例しない-。
大阪大学社会経済学研究所が全国の六千人を対象に行ったアンケートで、
日本人の考えるこんな「幸福感」が浮かび上がった。
「幸せ」というあいまいな概念を経済学的、
社会学的な観点から数値化した極めて珍しい研究結果。
調査データをもとに「日本で最も幸せな人物像」も浮かび上がらせており、
同研究所では「一部のデータは国民の幸福を追求する政策にも生かせるのでは」
としている。さて、あなたは今、幸せですか?


 調査は、同研究所の筒井義郎教授(経済学)らが昨年二月から、
無作為に選んだ全国の二十-六十五歳までの六千人を対象に実施。
訪問してアンケートを配布、回収する方法で約四千二百人(70・4%)から回答があった。


 アンケートでは、幸福感について、「非常に幸福」を十点、
「非常に不幸」を〇点として、「あなたは何点になると思うか」
という「幸福度」をたずねた。この結果、五点が最も多く25%。
続いて七点が20%、八点が18%、十点も5・5%おり、
全体としては幸福と考えている人が多いことが分かった。
一方で、四点以下は13%にとどまった。


 この結果を約三十項目にわたって分析したところ、
性別では、女性の「幸福度」の平均値が六・五一点に対し、
男性は六・二七点で、女性の方がより幸せと考えている人が多かった。


 年齢別では三十代(平均値六・六点)が最も高く、
次に二十代(六・四)が続いたが、四十代以降は加齢とともに不幸になり、
六十代では六・二点に落ち込んだ。この結果は、海外の大学が行った調査と比べると逆の現象。
アメリカやイギリス、ドイツでは三十歳代が最低で加齢とともに幸福度が増しており、
若者に甘く高齢者に厳しい日本社会の傾向を表したともいえる。


 職業別では学生(六・九)▽管理職(六・八)▽専門技術職(六・七)
▽事務職(六・五)-などの順。主婦も高かったが、
専業主婦(六・七)とパート主婦(六・一)で差が開いた。


 学歴では、高学歴になるほど数値が上がっていたが、
大学文系卒(六・九)に比べ、大学理系卒(六・八)はやや低く、
短大卒とほぼ同じ。サンプル数は少なかったが、
小中学校卒(五・七)と大学院修了(七・一)では一・四点の差が出た。
一方で、所得(世帯全体)をめぐっては
年収千五百万円までは所得が上がるにつれて幸福度も上昇したが、
千七百万円以上になると逆に低下するという皮肉な結果も出た。


 居住地域では、政令都市などの大規模都市になるほど上がり、
特に近畿と関東が高かった。これは、都市部のほうが高所得者が多いことに加え、
利便性なども背景にあるとみられる。ノルウェーでは
都市部と田舎での幸福度は変わらないという報告もあるという。


 また、非喫煙者と喫煙者では非喫煙者、ギャンブルをする人としない人では、
しない人のほうが幸福度が高かったが、飲酒習慣で比べると大差はなかった。
宗教心のある人とない人では、ある人のほうが、他人の生活水準が気になる人と
気にならない人では、気にならない人のほうが高いという結果も出た。

 筒井教授は「何をもって『幸せ』と考えるかは人それぞれ。
ただ、そうした主観的な幸福感を調べ、経済学に取り入れることで、
机上の経済理論が現実社会により近づけるのではないか」と話している。


記事にもある通り、欧米と比べて、年を重ねるほど幸せの度合いが
減っていくのは、今の日本の現状が露呈してしまったようで、
なんとも言えない気持ちですが。
そして女性より男性のほうが「幸せ度合い」が高いんですね。
これは欧米もそうなのかな~。
年収も高いばっかりがいいわけじゃないのね~。と興味深く読みました。
皆さんは自分の「幸せ」に点数をつけるなら何点でしょうか?
私は七・五ぐらいかな~~。