昨日テレビでやっていたので見ました。ハリウッド版はエピソードもほとんど似通っているんだけど
やっぱりこの映画は日本でないと駄目だったんだと改めて思いました。
まず通勤電車。ギア(つい役名を忘れてしまう)は比較的空いた電車で座っていましたが
役所広司演じる杉山はドアべりに立ってダンススクールを見ていた。
そのくたびれた感じ。役所さんという俳優自身は二枚目なのだけど
サラリーマンの悲哀というのか、哀愁が漂いまくっていて。
ギアは仕事が「遺産分割書の作成」というある程度ステイタスのあるものだし
ダンスを踊ることで「生きがい」を見つけるには既に「かっこ良過ぎる」のだ!
クライマックスといえる舞(草刈民代)との会話のシーンで
杉山は「結婚して子供が生まれ、マイホームを手に入れるために一生懸命仕事して
家を買ったとたん虚無感に襲われた」(正しくはこういう言葉じゃないでしょうが)
「自分は何のために仕事をしているのか?生きているのか?」
分からなくなってしまったという気持ちは、アメリカの人には理解しがたいんじゃないだろうか?
この台詞はハリウッド版ではなかったと思うし。
あとはダンススクールのレッスン料も個人だと高いので杉山はグループレッスンにしてもらった。
妻(原日出子)が探偵に素行調査を頼むとき、最初に提示された50万という
値段に驚いていたが、米版では値段のことは曖昧にしてあったように思う。
日本とアメリカだから当然といえば当然だけど、主人公の家の大きさも全然違うしね。
娘にうながされて初めて妻にダンスの手ほどきをする杉山。
「今まで寂しい思いさせてごめんな・・」 涙ぐむ妻。
ハリウッドの派手な演出(妻の勤めるデパートにバラを持ってやってくる)も
いいのだけど、こちらの方がしっくり来ます、日本人だもん。
周防監督はこの作品以降、映画は撮ってないですよね?(私が知らないだけ?)
次を作るのは大変な作業だと思いますが・・
♪恋のテンダンス~を歌ってるのが清水美砂なんだよね。
セクシーな役回りは珍しいかも?歌上手ですよね。
ハリウッド版の感想はこちらに書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bunchou2/1959861.html
やっぱりこの映画は日本でないと駄目だったんだと改めて思いました。
まず通勤電車。ギア(つい役名を忘れてしまう)は比較的空いた電車で座っていましたが
役所広司演じる杉山はドアべりに立ってダンススクールを見ていた。
そのくたびれた感じ。役所さんという俳優自身は二枚目なのだけど
サラリーマンの悲哀というのか、哀愁が漂いまくっていて。
ギアは仕事が「遺産分割書の作成」というある程度ステイタスのあるものだし
ダンスを踊ることで「生きがい」を見つけるには既に「かっこ良過ぎる」のだ!
クライマックスといえる舞(草刈民代)との会話のシーンで
杉山は「結婚して子供が生まれ、マイホームを手に入れるために一生懸命仕事して
家を買ったとたん虚無感に襲われた」(正しくはこういう言葉じゃないでしょうが)
「自分は何のために仕事をしているのか?生きているのか?」
分からなくなってしまったという気持ちは、アメリカの人には理解しがたいんじゃないだろうか?
この台詞はハリウッド版ではなかったと思うし。
あとはダンススクールのレッスン料も個人だと高いので杉山はグループレッスンにしてもらった。
妻(原日出子)が探偵に素行調査を頼むとき、最初に提示された50万という
値段に驚いていたが、米版では値段のことは曖昧にしてあったように思う。
日本とアメリカだから当然といえば当然だけど、主人公の家の大きさも全然違うしね。
娘にうながされて初めて妻にダンスの手ほどきをする杉山。
「今まで寂しい思いさせてごめんな・・」 涙ぐむ妻。
ハリウッドの派手な演出(妻の勤めるデパートにバラを持ってやってくる)も
いいのだけど、こちらの方がしっくり来ます、日本人だもん。
周防監督はこの作品以降、映画は撮ってないですよね?(私が知らないだけ?)
次を作るのは大変な作業だと思いますが・・
♪恋のテンダンス~を歌ってるのが清水美砂なんだよね。
セクシーな役回りは珍しいかも?歌上手ですよね。
ハリウッド版の感想はこちらに書きました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bunchou2/1959861.html