久々に漫画喫茶に行った。
最近はそう言うところが多いのだろうが
個室(ブース)形式になっており、ネットも出来るし
椅子はふかふかで足のせ台つき。のんびりした。
何を読もうかと本棚を見渡していたら
「大使閣下の料理人」の文字が目に飛び込んできた。
前から題名は知ってたけど読んだことはありませんでした。

日本のホテルで高級食材を使って料理することに
疑問を覚えた主人公が、もっと身近な素材を使って
お客さんと近い距離で料理を作りたいと
ベトナム大使館のシェフになるという話。
ベトナムは数年前に旅行して、
食べ物のおいしさに感動した場所。
日本はいろんな種類の料理を網羅しているので
海外でそれを超す食べ物に出会えないかなと
思っていたのだけど、ベトナムは違った。

日本人の口にも合う素材を活かした味付け。
ヤキソバやいか天を食べたときは
「ここは日本か?」と思うぐらいだったし。
フォー(うどん)も生春巻きも美味だった。
香菜が苦手な人にはおすすめできないかもしれないが。

盲目の女性が、50年前に父親に作ってもらった
スープを超える味にまだ出会えないというのを
聞いて見事に再現してみせるシーンがあり
(父親が炭焼き職人だったというのと、女性の出身地
からヒントを得てお香でいぶした魚をスープに入れた)
母によく作ってもらった「牛肉のけらし」を思い出した。
(甘辛く味付けしたもの。母は「けらし」と言ってた気が)
大好きだったので、作り方を教わっておけば良かったと
今でも後悔してるんだけど、あの味を超えるものは
もしかしてそうそうないのかもしれんな~。

うちの軒先に鳩がやってきた。
怪我してるのか?と思い捕まえようとすると逃げる。
文鳥の餌・粟だまを器に盛って置いといたけど反応なし。
少し高いところに飛んだが、また戻って軒下にいる。
警戒心があるんだかないんだか?
粟だまを地べたにまいてしばらく出かけていたら
きれいに餌はなくなって鳩もいなくなっていた。
何だったのかな~?
先日のことがあっただけに(詳しくは28日日記参照)
不思議な気がした。鳩と目ェ合ったよな~絶対。