さて地元ということで楽しみにしていた名古屋ガイシです。

チケットは当初取れなかったのですが、なんとか粘って当日オンステージの席が当たった人の席と引き換えられるチケットはゲットしまして。スタンド席でしたが、比較的前の方だったのかな?お隣の人に「席間違えてない?」と聞かれましたので、事情をご説明しました(笑)まぁそんなことで棚ぼたの席があるとは普通思いませんよね(^^ゞ

 

数曲歌ったのち、まず小田さんのご挨拶がありますが…「今日はいいコンサートにしようと思って
珍しく普段はやらないストレッチを…(笑)」と言いながらご自分で苦笑。その後すぐ客席のあちこちで女性から黄色い声援!「さっそくストレッチの効果が」とおっしゃってました。

 

エコパ(静岡公演)でもちらっと書きましたが、オフコースのときの曲も何曲か披露されますが、「知ってる人がいたら一緒に歌ってください」とのこと。だから一緒に歌ってしまいました。ある曲は名古屋の初日では一番拍手がもらえたとのことで…。まぁこれは内緒にしておきましょう。

 

小田さん、エコパのご当地の話もちょっとされてました。「知らない人のために言うと後で「ご当地紀行」っていう大変すばらしい企画が登場するんですが…静岡のとき本当の汽車に乗ったんですよ。(=大井川鉄道のSLのこと)そのときに親父のことをふと思い出しまして、なんで思い出したんだろうって考えたら、子供のころ年に一度家族旅行で熱海…箱根も行ったかな?旅したんですけどね、そのときに汽車から飛び降りて(?)親父が駅弁を買いに行ったんです、それで思い出したんじゃないかな?親父とはそんな仲良くなかったんですけど(※ぶっちゃけますな…)ケンカしてたとかじゃないんですけどね、この年になってみると『親父は何考えてたのかなぁ』と思います…」とのこと。

 

まぁ…でも親子ってそんなものかもしれないですね。小田さんの場合、ミュージシャンという特殊な職業だし、全国を飛び回ってご実家に帰るチャンスも激減したでしょうし。お父さんはやっぱり本当は家業(薬局)をお兄さんと一緒についでほしかったかもしれないですしね。

 

「今となっては聞けないですけど…」と小田さんもおっしゃっていました。

 

あとは昨日「めがねをなくした」と。どこにやったのか、探しても見つからない。風呂場とか冷蔵庫も開けたりして…全然ない!で、嫌な感じになっていて、今日楽屋にあるかと思ったけどないので(愕然とされたらしい)で、いつもめがね入れているバッグがあって、そこも何度も探したはずなんだけど、もう一回探したらなんとそこにあった!と…(笑)

 

ここで客席から、「わかる~!」の声。「いや年齢のせいだけにしちゃいけないと思うんですけどね…」と。かなり探されたんでしょうね、お察しします。

 

とにかく今回は女性の声援が多く、「小田さんカッコいい~」とかも多かったですね。さすが奇跡の70歳です!

 

~ご当地紀行~

 

今回ご当地は自分なりに「〇〇かな?××かな」と予測を立ててましたが、全部はずれでした(苦笑)

 

最初は名古屋城に行ったものの天守閣は工事中。完成は2022年ということで、残念そうな御大。「そのとき私は75歳…元気で天守閣を見たいものですが…」と。その後意外だったのは日進市の「あいち牧場」に行かれて、ポニーに餌やり体験(笑)「こえぇ~!」とビビりつつも「次お前な!」と一頭ずつ餌をあげてました。その次はうさぎ(多分)のマニー君に餌をあげ。同行してたサンデーフォークの社員さんに「おい、面白いぞ!お前らもやれよ」と…

 

かくして男性3人で動物に餌をあげ、そのあと水道で一緒に手を洗う…というシュールな絵面に笑いが起きる客席。

 

そして、岩崎城址公園へ。ここも日進市なんですね。天守閣もちょっとこじんまりしているのかな。登ってあたりを見渡す小田さん。「ちょうどいい小さな町ですね~」というようなことをおっしゃり。(←やや失礼?)「名古屋城天守閣は残念ながら登れなかったので、岩崎城で留飲を下げました」と。

 

そのほか、大須(東京で言うと浅草のようなところ)で、鳩に餌をあげるも頭をつつかれて襲われたり…似顔絵かきさんに似顔絵を描いてもらうも「おれ、こんなか?」と疑問を感じている姿もほほえましかったです。そうそうナゴヤドームにも行って、やはり星野仙一さんの話はされていましたね。「仙ちゃんとは現役ぎりぎりのときに知り合って、頻繁にじゃないけど何かあると会ってた。アメリカで偶然同じレストランにいたときは、縁を感じたり…テレビで対談もしたしね」

 

「去年殿堂入りしたとき食事したらすごくうれしそうに話をしてて、これからもっといい付き合いができるんじゃないかと勝手に思っていたんだけど…ご冥福を祈ります」と。小田さん淡々と話されていましたが、同い年の仲間がこの世を去ったわけですから。これは計り知れない悲しみがあるのではないでしょうかね、本当に…。

 

あとは「フラリエ」という大須の近くの施設(花が見られるところです。旧・ランの館)を見て

「ここはお茶しなくちゃいけないでしょう?またお茶するのが好きなんだよ、俺(笑)」

またしてもサンデーフォークのスタッフを率いてティータイム。

「いや~いい風が吹いております」(野外です)「もうこういうときは最高ですね!」と嬉しそう。

 

熱田神宮にもお参りして「ツアー成功とみんなの幸せを祈願する」と。もちろん境内の「宮きしめん」にも立ち寄り、きしめんをすする…「うまいの間違いないでしょう!」「まいう~!」と絶賛しながら召し上がってました。いや、宮きしめんホントうまいっすから、私も食べたくなってきたなぁ。

 

最後の目的地に小田さんがチョイスしたのは、なんと名古屋市緑区「滝の水公園」でした!以前訪問して「と~っても気に入ったんで」とのこと。確かに高い場所にあって360度ぐるっとみられるパノラマ!って感じの公園です。アイも子犬時代はよく遊びに行きました。そこでブランコを座ってこぐ御大と、ひとり立ちこぎ、ひとり座ってこぐ二人(一緒のブランコで)の小学生女子。なぜかめちゃハイテンションで笑いながら漕いでて。「何がおかしいんだよ!」と冷静に突っ込みを入れる小田さんがええ感じでした(笑)

 

~ご当地ここまで~

 

「名古屋はまた秋に来ますが、「また来るんだ…」じゃ面白くないので…。大部分の人はもう来られないでしょうが、いや(また違うツアーで)会えるかもしれませんけど、元気でいてください」と。「要もああいうことがあったから…軽くて済んだみたいで、メールもしたけど…いや今は何もなく元気だけど(自分が)人間いつ何があるかわかりませんからね」と。

 

そこでまた客席から「長生きしてね~」とコールが。「いや、十分それなりに長生きしてるんですけどね」と(笑)まぁ日本人も長寿になっていますから、ぜひまだまだ現役で頑張っていただきたいものです。

 

アンコールは…まぁ名古屋ですので1曲バラしていいっすかね。明治村の帝国ホテルの写真が楽屋(?)に貼ってあったそうで。「誰かのたくらみかもしれんけど…」とおっしゃりつつ、明治村に行く途中名鉄の電車に乗りながら、窓から景色を見て「ここに住んでいる人がいるんだ」って思って作った曲です、と言ってウクレレを片手に披露してくれました。今日は名鉄の社長さんはお見えじゃなかったようですけどね。

 

最初ちょっと今日もしかして調子悪いのかな?と実は思ったりしましたが、イヤモニの具合があまりよろしくなかったのかも…そう感じるところが何度かありました。それを置いといても、やはり高音の伸び、透明感のあるつやっぽい歌声、声量の豊かさはさすがであります。

 

エコパ以上に客席にもどんどん乱入してたし、SPさんに連れ戻される?ように見えたところもありましたが、そこは負けじと御大攻めていました、さすが(^^)v

 

まだまだ先は長いライブですし、これから暑い夏に突入します。デスマッチをするくらい酷暑がお好き?なK.ODAかもですが、ひとつ体調に気をつけて日本中の皆様を楽しませてくださいね!

 

(以上、乱文で失礼しました。多少小田さんの表現と異なる部分もあるかもですが…だいたいこんな感じだったと思いますm(__)mm(__)m)