今日は大雨で、愛野の駅から歩いて10分ぐらいのエコパ、どんどんスニーカーに
水がたまってもお大変!でしたが(笑)行けばそんなの吹き飛んでしまうほど
素晴らしいライブでした。小田さんは本当に古希なのか?凄すぎる…。
今回CDは発売されたばかりですが、フルアルバムは発売されていませんので、セットリストはおおむね皆さんの予測に近いのでは?と思いますが、個人的にはちょっと意外と感じる選曲がいくつかあり、それが心にしみました。
最初の挨拶「昨日の公演は思いがけず、小田和正のコンサートを初めて見たという人が多く、びっくりしたので(うれしいサプライズだったらしい)うっかり来てくれたお礼を言うのを忘れまして…もし昨日来たお客さんの知りあいの人が今日来ていたら「よろしく言っておった」とお伝えください」と(笑)
「まぁ無理に盛り上がらなくてもいいんですが、最終的に『いいコンサートだった』という風になれば」とこちらも小田節(笑)
今回ライブをするにあたって、どうしても自分の曲でも譜割、細かい歌いまわしが違ってくるので改めてCDを聞き直したそうですが、「自分で自分のCD聞き直すってなんか…気持ち悪い感じですが」と自らウケたようで「ククク」と笑っておられました。
「できるだけ正調でお送りしたいと思います」といって一曲歌った後「正調でって自分にプレッシャーかけちゃって」とまた自ら笑ってました^^;
「今日は母の日ですが…母の日になんかプレゼントした記憶がないんです、誕生日にはなにかあげた覚えがあるんですが」とのことでした。
~今回もオフコース時代の曲数曲ありますので、当時からのファンの方もお楽しみに~
ということで、当時のプロデューサーに「オフコースの曲は心象風景が多すぎるので、もっと実際の景色を取り入れたら?」といわれたから作ったという曲が披露されました。
セットリストはネタバレになるかと思うので避けますが…ご当地紀行はまずは久能山(東照宮)からスタート。ここの石段も相当長いはず…しかし小田さん軽々のぼります。ところどころ走ったりして。「のぼるんですか?」ってファンの人に聞かれてましたw
その方は「エコパ行きます~!楽しみにしてます。毎年いってます」とおっしゃるんで
小田さん「いや毎年はやってないんですけど…」(客席爆笑)
そして東照宮でお参り。「徳川家康さんのことはよく知りませんが、きっとコンサートを見守ってくれるでしょう」(小田さん談)
その次は過去食べに行った安倍川餅のお店のダイジェスト。連休になってて閉店してるっていう。(今回は?)
そこでとろろ飯で有名な丸子宿へ。ここには小学校のときいらしたそうですが
坂道だった記憶だけど「坂じゃない…」とご本人。どうして坂だと思ったかというと
タクシーできたのだけど、運転手さんがきちんとハンドブレーキをかけておらず
ゆっくりと車が下って他の車に追突してしまったというアクシデントがあったからだそう。
そりゃ幼心にも忘れられませんね…
あとは島田市の公園(正式名称失念。すみません)に行って藤枝東高の女子生徒に
話しかけたり(山岳部だそうです)藤枝東といえば小田さんもおっしゃってましたが
サッカーの強豪ですね。
この公園には高い建物がひとつも周囲にないのが魅力とのことでした。
最後は大井川鉄道でSLに。同乗したお客さんラッキーでしたね。
「やっぱり旅はこうでないと」と御大はおっしゃっていました。
いろんなことを思い出した…親父のこと思い出しましたって。
小田さんの父上はご存命のころ、よくコンサートにいらしてました。
「小田パパ」とファンには呼ばれて、気さくに記念撮影にも応じられ
まさに好々爺という紳士でありましたが…。
とご当地の記憶、あいまいではありますがこのような感じです。
最後の挨拶は、「向こうから見ていると静岡の公演はまだまだと思っていたのに、あっという間に終わっちゃって。前の時はまだ約束できたけど、今回は年齢的に次の約束は…まぁ流れにまかせて」とここで客席から👏拍手。
「小田さん長生きしてね」の声も飛んでました。(もう少し後でだったかも…)
「開演前に見たら若い人も結構いて。若い人はほっといても元気だと思うけど、僕と同じぐらい、それ以上の方はね…本当に体に気をつけて元気で…」とおっしゃり、私の両隣はジャストミートなお年頃の方々が多く、皆さん手を叩いて喜んでおられました。
しかし老若男女、お孫さんを抱っこしてきている方もいたりして。いい大人がこんだけはしゃいだり乙女のようになったりして歌に聞き入ってしまう、小田さんはやはりすごいと思いました。澄み渡る歌声は3時間、エコパの会場の皆を魅了し、元気づけてくれました。
小田さん、まだツアーは開始したばかりで長丁場ですが、お体大事に。声も温存して…全国に幸せを振りまいてくださいね^^