今回多分十数年ぶり?の鎌倉となりました。ド平日でしたので、とりあえず知人・友人の方と
会う約束はせず(皆さん忙しいでしょうしね💦)気ままな一人旅でふらっと。
まず北鎌倉の駅で下車し、鉢の木という精進料理のお店に入ります。
ここは会社の同期の友人とよく足を運んだ店ですが…あれ?こんなお昼間で少ないのか
と正直驚きました。前は平日に行ってもランチタイムはもっと混んでいたような。
新館に入ったからかもしれません。本館は混んでたのかな?
まぁゆったりできてよかったですけどね(^_-)-☆
うん、おいしかったです、もみじ麩、つみれ汁、おひたし等々…
後から入ってこられた壮年の男女グループが元気よくしゃべりつつ、お酒もバンバン注文。
会話の内容も楽しく、つい聞き入ってしまいました。
私は食べ終わったので退散。最初に煎茶が出てきて食後にほうじ茶が出てくる心遣いにしびれました。
円覚寺は中には入らずに写真だけ撮らせてもらいました。
中国人(多分…)と思われる親子連れの方々が入山されていました。
本当はこの周辺のお寺を回りたかったんですが、腰痛がまた勃発しており無理はやめとこうと思い、
鎌倉駅に行って小町通りを見て歩きます。シラス丼出してるお店多かったなぁ~。
小町通りを抜けると鶴岡八幡宮です。赤い鳥居が目印。
ここで運試し。鳩おみくじをひきました。可愛い鳩の根付けがついてて200円だったのでつられて。
しかし根付けの色をおみくじの袋の色で見分けられ、最初ブルーだったのをやめてピンクにしたためか…
結果は~
凶だ~!!! ガ~ン(-_-;) 久々に引いたぞ、あまりないと聞いているのだが。
しかし八幡宮には素晴らしいものがあって「納め箱」の中に凶と大凶のおみくじは納めれば運を転じてくれるというのです。
藁にもすがる思いで(笑)巫女さんにその箱のありかを聞いて納めました。
おみくじを結んで箱に入れ、真ん中の矢の金色部分をにぎると運が転じるということのようです。
八幡宮の名物・大イチョウは倒木しちょっと残念な姿に…
子供のころ大河ドラマを見て鎌倉時代ファンになっていた私は小学校5年の頃
大イチョウの立派な姿を見て、ここから公暁(源頼家の息子でお坊さん)が
叔父の実朝を暗殺したんだなと感慨にふけったのですが…
※頼家・実朝は鎌倉幕府を開いた源頼朝の息子です。
新しくイチョウの若木も育っているようで、少しずつそちらが今度は大きくなっていくのかな。
さて鎌倉駅に移動して次は江ノ電です。やっぱり「鎌倉ものがたり」の宣伝があちこちに。
黄泉(よみ)と現世を記す案内看板もあって映画を見たものとしては感動でした。
江ノ電、レトロでいいですね、キィキィいう音とかたまりません。
もっと長い間乗っていたかったのですが、長谷駅で下車し、長谷観音へ。
お!カッコいい。
どうしても八幡宮での凶が気になっていて、こちらで再度みくじを引きます。
よかった!吉でした。大吉だとよかったけど、贅沢は言えないですよね(^^ゞ
鎌倉のお寺・神社の特徴なのかな?こちらも凶のおみくじは納め箱があるんですよ。
こういう救いの道が残されてますとホッとします(笑)
入り口にあったタブの木。これもかなり樹齢高そうですね…
長谷観音はちょっと高台にあり、相模湾をのぞめます。快晴だと裕次郎灯台も見えるらしいんですが
この日は見えなかったです。でも気持ちのいい見晴らしでした。
鎌倉から移動して今度は横浜駅でめざすは「そごう」です。夫が食べたがっていた「あまのや」のたまごサンドを買いに。
最初お店の場所がわかりませんでしたが、なんとか見つけ無事ゲット。完売する前でよかった(^^)v
さらに移動して今度は京浜急行で品川に行きます。駅近くにあるチャペルでコンサートがあったのでした。
前日は歌のお姉さんだった、はいだしょうこさんのコンサートがあったみたいですが
私はゴスペラーズの「永遠に」を作曲された妹尾武さんのライブを見に。
今回はゴスペラーズの北山さんゲストということで、ゴスマニさんも多そうでした。
妹尾さんの弾くピアノは抒情的で素敵でした。うっとりです…
しゃべりだすとさすがそこは関西人(?)気さくなトークで笑わせてもらいました。
元・ふきのとうの細坪さんと知り合いっていうのも意外で驚きました。
最初はピアノソロでしたが、途中から杉田せつ子さんのストリングスカルテットも入り
華やかに。最後に北山さんがゲストでゴスペラーズのメドレーや妹尾さんとの共作「五時までに」
(郷ひろみさんに提供した楽曲)や「エンドロール」を歌ってくれました。
2年前にゴスもゲストで来たのですが、そのときに北山さんは病気療養中で一人欠席だったので
その時の代わりに…という登場だったようです。「そういうのってグッときます」と妹尾さん。
「永遠に」も弾いてくださったのですが、この歌を作曲したのは妹尾さんで、
制作秘話を私は詳しく知りませんでしたが、阪神大震災で大切な友人を失い、
茫然自失だった妹尾さんはつらいことをなんとか忘れたくて、秩父宮にラグビーを見に行かれていたのだそうです。
そのときにふっと「永遠に」のメロディーを思いついたそうで。
そうか、そうだったのか…私は裏にそんな深いストーリーがあると知らず、今度はこちらがグッときちゃいました。
妹尾さん神戸ご出身なんですよね。私も西宮に住んでいたことがあり、友人も数多く被災しました。
電話をかけてもかけてもつながらずやきもきしていた日々。
やっと友人全員と無事連絡が取れて安否が確認できた時の喜び。
今のようにネットも発達してなかったですしね、ツイッターもなかったし。
「永遠に」もその友達が広めてくれたんだと思う…というようなことを言われてたと思うんですけど
妹尾さんの思いがこもった歌なんだなと改めて感じました。(もう知ってる方も多いのかもしれないですが)
ハンフリー・ボガードのような帽子を斜めにかぶって白いスーツがお似合いだった妹尾さん、
今度は古武道(こぶどう)、妹尾さんがやってらっしゃるユニットですが、そちらも見に行ってみたくなりました。
年の終わりを締めるにふさわしい、素晴らしいライブでした。
最後番外編。そごうの前で配ってた「オレオレ詐欺防止のチラシ」
忍者みたいで…というと失礼かもですが、インパクト強かったのでアップさせてくださいm(__)m