商工会の事業の一つ「まちなか水族館」がオープン。
34の事業所の店頭になまずの入った水槽が置かれた。
うちにも8月27日、2匹のなまずの稚魚がやってきた。
姿形はなまずだからそんな美形ではない。
というよりどう見てもブサイクな魚だ。
でも、水槽に水をいれ、綺麗な砂利と家の代わりのえんびかんをセットし、
そっと2匹のなまずを入れ、じっと観察していると、
なかなか可愛いもんだ。
我が家の二人の孫もすぐになまず観察日誌なるものを付け始めた。
初めのうちは慣れるためもあり三日間餌はやらなかった。
昼間は大抵塩ビ管の中で寝ているか休んでいるので、
餌をやっても食べているのかどうかよくわからない。
一夜明けると餌がなくなっているから、夜間に食べているんだろう。
そんな数日が経った昨日の朝、水槽を覗くと異変に気がついた。
ちょっと小さいが活発に動いていた方のしっぽの先がない。
皮がむけ、白くなり、ところどころ赤くなっている。
のんびりしてるように見えたほうがかじってしまったようだ。
なまずは共食いをするというのは聞いていたが、
こんなちっちゃいうちにそんなことをするとは思いもよらなかった。
すぐに水槽を二つにし、二匹を別々にいれた。
噛み付かれた方は気のせいかやっぱり元気がない。
胸のあたりにも傷があるし、ヒゲも一本ない。
こいつ、なんてことするんだ。
俺がお前の命を預かっているのがわかんねーのか。
餌をやらず、餓死させるわけにもいかんが、
何か分からせてあげねば。
あちこち聞いてみるともう一匹は死んでしまったとか、
やっぱり毎日喧嘩しているとか、いろいろ苦労があるようだ。
せっかく始めたのだから、頑張って育てなければ。
うーん、なまずの飼育がこんなに大変だとは、、、。