こんにちは。ぶんです。


第132回日商簿記検定試験3級の解答速報です!

これまで頑張ってきた皆さんどうもお疲れ様でした。


講評は後にして、解答のみ記載します。


第1問

仕訳1つ4点×5=20点

1.現 金 510,000 / 貸付金 500,000

               受取利息 10,000


2.備品減価償却累計額 320,000 / 備 品 800,000

  現 金 400,000

  固定資産売却損 80,000

 

3.備 品 778,000 / 未払金 750,000

               現 金 28,000


4.買掛金 35,000 / 仕 入 35,000


5.仮受金 60,000 / 前受金 60,000


第2問

仕訳1つ2点×5=10点

10日 当座預金 149,500 / 受取手形 150,000

    手形売却損 500


15日 現 金 70,000 / 当座預金 70,000


26日 当座借越 500 / 売掛金 120,000

    当座預金 119,500


29日 支払手形 50,000 / 当座預金 50,000


30日 広告宣伝費 52,500 / 当座預金 52,500


第3問

★1つ3点(借方・貸方)×10=30点


借方=勘定科目=貸方

254,100 現  金 1,500 ★

827,000 当座預金 523,100 ★

200,000 受取手形 40,000

886,000 売掛金 80,000 ★

26,200 売買目的有価証券 5,000 ★ 

168,000 繰越商品

56,000 前払金 36,000 ★

6,000 従業員立替金 6,000

1,400 前払保険料 1,400

900,000 備 品

      支払手形 160,000

60,000 買掛金 190,000 ★

100,000 借入金 370,000

      未払金 9,200

30,000 前受金 30,000

     所得税預り金 28,000

4,200 未払利息 4,200

     貸倒引当金 18,500

     備品減価償却累計額 486,000

27,000 資本金 1,521,300 ★

20,000 売 上 810,000 ★

     有価証券売却益 500

441,000 仕 入

250,000 給 料

500 発送費

1,400 支払保険料  ★

63,000 支払家賃

3,100 支払利息 4,200 ★

貸借合計:4,324,900


長くなりましたので

第4問以降は別に記載します。

少しお待ちください。

続きまして第2問以降も

最終確認項目をあげていきます。


■第2問

伝票会計です!


取引⇒伝票⇒仕訳日計表⇒(合計転記)⇒勘定※1

       →(個別転記)→得意先元帳・仕入先元帳※2

※1 総勘定元帳の摘要欄には「仕訳日計表」と記載し、

仕丁欄には「仕訳日計表のページ数」を記載します。

※2 得意先・仕入先元帳の摘要欄には「伝票名」を記載し

仕丁欄には「伝票番号」を記載します。


また、最近の出題頻度からすれば特殊仕訳帳も余裕がある限り見ておいてください。

特殊仕訳帳は次の2つのタイプに分かれます。

1.帳簿記入(第118・122回)

2.試算表作成(第120・124・125・127・129・131回)

出題頻度からすれば試算表作成ですが

第2問は20点満点狙いですから、ここは両方とも確認をしておく必要があります。

点数を獲得する設問です。


■第3問

本支店会計です!!


手順をもう一度思い出しましょう。

1.未達事項の整理

本店勘定と支店勘定、本店より仕入勘定と支店へ売上勘定が

貸借逆で金額が一致していることを確かめましょう。

2.期末商品棚卸高の算定

未達商品を加算するのか、しないのか必ず問題文を確認しましょう。

内部利益の計算でケアレスミスをしないように!

3.決算整理仕訳

4.各項目の合算

一部推定問題が出ても、焦らず解答欄を少しでも埋めるようにしてください。

満点を狙うのではなく、部分点ねらいです。

この項目は絶対の自信があるというものを作ったほうが良いです。

商品評価、見越し・繰延べなどは自信があるなど

上から順番に解こうとは思わずに、点が取れるところを狙う!

という考えも必要です。

勉強が遅れている方もこれであれば12点以上の獲得が今からでも可能です。


また、過去を分析してみると

精算表(第121・124・126・128回)

財務諸表(第129・131回)

三勘定(第99回・108回)


時間があれば精算表と三勘定を確認しておきましょう。

三勘定はしばらく出ていませんので、問題がない方もいるかもしれません。

損益勘定=損益計算書、繰越試算表・決算残高勘定=貸借対照表

ということは覚えておいてください。


■第4問

やっとのことで前回『本社工場会計』が出題されました。

順当に出題されるのであれば『費目別原価計算』です!

材料費、労務費について再度確認しておきましょう。

また、最近出題頻度が高い『個別原価計算』も直前に1問は解いておきたいところです。


■第5問

やはり本命は『直接原価計算』です。

CVP分析も同時に出題される可能性があるため覚えておく必要があります。


安全余裕率=営業利益÷経常利益=(売上高-損益分岐点売上高)÷売上高

経営レバレッジ係数:安全余裕率の逆数であり、経常利益÷営業利益

損益分岐点比率=損益分岐点売上高÷売上高

苦手な方も多いので、本日もう一度問題を確認しておきましょう。


試験は明日の午後です。

まだ時間はあります。

頑張って勉強しましょう!

こんにちは。ぶんです。


とうとう日商簿記検定試験前日となりました。

最終確認項目を記載しますので

ラストスパートの勉強に役立ててください。


■第1問


1.商品売買

一般商品売買としては、仕入割引、売上割引の仕訳をおさえておけば大丈夫です。

買掛金××/仕入割引(営業外収益)××

売上割引(営業外費用)××/売掛金××

第1問に出題されなくても、特に売上割引は、第3問に出題される可能性がありますので

表示場所含め確認をしておきましょう。


特殊商品売買ですがとにかく最近は受託販売・買付、委託販売・買付が出題されています。

この論点は絶対おさえておく必要があります。


2.銀行勘定調整表

未渡小切手がポイントです。


当座預金××/買掛金××※1

          未払金××※2


※1買掛金:負債の場合はその勘定を増加させます。

※2未払金:保険料など費用の支払いや備品など資産の購入の場合は『未払金』で処理します。


3.有価証券

前回購入(端数利息)の仕訳が出題されいてますので

今回は株式の売却の可能性が高いです。

売却時における手数料は『支払手数料』勘定を使用しますから注意してください。

※購入時は売買目的有価証券など資産に含める。


また、有価証券が出題されなければ固定資産の売却の可能性があります。

ただし、最近除却が出題されていないので要確認です。

減価償却累計額××/固定資産××

貯蔵品××

固定資産除却損××


4.社債

危ないです!そろそろ出題の可能性があります。

社債の買入償還の仕訳を押さえておきましょう。

社債利息××/社債××

社債××/当座預金××

        社債償還益××


5.消費税

消費税の増税が議会で可決されました。

時事問題が日商に反映されることはよくあります。

税込・税抜き方式などしっかりと区別して覚えておきましょう。

決算時

〇税込方式

租税公課××/未払消費税等××

〇税抜方式

仮受消費税等××/仮払消費税等××

              未払消費税等××


6.その他

上記以外では本支店会計、債務保証、役員賞与など確認しておきましょう。


まだまだ予想は続きますよ。