続きまして第2問以降も
最終確認項目をあげていきます。
■第2問
伝票会計です!
取引⇒伝票⇒仕訳日計表⇒(合計転記)⇒勘定※1
→(個別転記)→得意先元帳・仕入先元帳※2
※1 総勘定元帳の摘要欄には「仕訳日計表」と記載し、
仕丁欄には「仕訳日計表のページ数」を記載します。
※2 得意先・仕入先元帳の摘要欄には「伝票名」を記載し
仕丁欄には「伝票番号」を記載します。
また、最近の出題頻度からすれば特殊仕訳帳も余裕がある限り見ておいてください。
特殊仕訳帳は次の2つのタイプに分かれます。
1.帳簿記入(第118・122回)
2.試算表作成(第120・124・125・127・129・131回)
出題頻度からすれば試算表作成ですが
第2問は20点満点狙いですから、ここは両方とも確認をしておく必要があります。
点数を獲得する設問です。
■第3問
本支店会計です!!
手順をもう一度思い出しましょう。
1.未達事項の整理
本店勘定と支店勘定、本店より仕入勘定と支店へ売上勘定が
貸借逆で金額が一致していることを確かめましょう。
2.期末商品棚卸高の算定
未達商品を加算するのか、しないのか必ず問題文を確認しましょう。
内部利益の計算でケアレスミスをしないように!
3.決算整理仕訳
4.各項目の合算
一部推定問題が出ても、焦らず解答欄を少しでも埋めるようにしてください。
満点を狙うのではなく、部分点ねらいです。
この項目は絶対の自信があるというものを作ったほうが良いです。
商品評価、見越し・繰延べなどは自信があるなど
上から順番に解こうとは思わずに、点が取れるところを狙う!
という考えも必要です。
勉強が遅れている方もこれであれば12点以上の獲得が今からでも可能です。
また、過去を分析してみると
精算表(第121・124・126・128回)
財務諸表(第129・131回)
三勘定(第99回・108回)
時間があれば精算表と三勘定を確認しておきましょう。
三勘定はしばらく出ていませんので、問題がない方もいるかもしれません。
損益勘定=損益計算書、繰越試算表・決算残高勘定=貸借対照表
ということは覚えておいてください。
■第4問
やっとのことで前回『本社工場会計』が出題されました。
順当に出題されるのであれば『費目別原価計算』です!
材料費、労務費について再度確認しておきましょう。
また、最近出題頻度が高い『個別原価計算』も直前に1問は解いておきたいところです。
■第5問
やはり本命は『直接原価計算』です。
CVP分析も同時に出題される可能性があるため覚えておく必要があります。
安全余裕率=営業利益÷経常利益=(売上高-損益分岐点売上高)÷売上高
経営レバレッジ係数:安全余裕率の逆数であり、経常利益÷営業利益
損益分岐点比率=損益分岐点売上高÷売上高
苦手な方も多いので、本日もう一度問題を確認しておきましょう。
試験は明日の午後です。
まだ時間はあります。
頑張って勉強しましょう!