こんにちは。ぶんです。
検定試験を受験した皆さん、お疲れさまでした。
解答速報で自己採点されましたか?
まだの方はコチラのページでまず採点をしてくださいね。
それでは改めて第124回の簿記検定試験について振り返ってみましょう。
全体として予想通り
難易度が高くなりました。
第1・3問の問題量が多く、それ以外は平易な問題でした。
特に第3問で時間配分ミスをしなければ、何とか70点確保できたのではないでしょうか。
予想通り合格率は30%前半まで落ち込みそうです。
第1問
1.建物の修繕(修繕引当金)
2.特殊商品売買(予約・受託販売)
3.消費税
4.有価証券の購入(端数利息)
5.車両の買い替え
仕訳については、2問の受託販売・予約販売・発送費が重なる問題や5問の車両の買い替え問題など
問題文の量が多く、解答まで時間を取られた受験生が多数いらっしゃったようです。
また、税理士や会計士の試験では現金預金勘定はよく使われますが、
初めて見た受験生は1問目から戸惑っていたようでした。
5問中3問はできてほしい内容でしたが、皆さんはいかがでしたか?
第2問
予想どおり帳簿組織の問題でした。
12、18、25の二重仕訳以外は、推定もなく簡単な問題でした。
20点満点を取られた方も多かったようです。
第3問
精算表と予想は大当たりでしたが、文章量も多く、内容も難易度が高い問題でした。
久々に出題された現金過不足や額面総額が与えられていない社債
そして特に棚卸減耗費の処理で悩んだ方が多かったようです。
■原価性のあるもの
946,000(帳簿金額合計)×0.05=47,300
仕入47,300 / 棚卸減耗損47,300
■原価性がないもの
71,000-47,300=23,700
皆さんは当期純利益まで一致させることができたでしょうか。
第4問
個別原価計算で勘定記入の問題でした。
賃率差異も出てきますが、工業簿記で学習すると最初に出てくる項目です。
20点解答できた方も多かったようです。
第5問
予想に書いたとおりついに出ました!
直接原価計算+CVP分析
内容は簡単でしたが、問1を間違えると、問2・3の計8点が失点となりますから注意が必要でした。
まとめ
今回合格された方はおめでとうございます。
残念だった方も、例年であれば合格できる力がありながら不合格だったという方もいらっしゃったようです。
試験は70点以上取れば合格!
30点はどこで間違えてもいいのです。
第3問目に時間を取られ、簡単な工業簿記の問題を解答しなかったのであれば、本当に残念です。
6月検定の際は是非一度、すべての問題を確認して解きやすい問題から解答するようにしましょう。
6月検定はすぐやってきますよ。
諦めずにしっかりと復習して、合格を目指してください。
第125回でとうとう直接原価計算+CVP分析が出題されたということは次回の工業簿記は・・・
標準原価計算、総合原価計算、仕訳を問う本社工場会計あたりがポイントになりそうですね。
第125回検定はすぐやってきますよ!
6月13日(日)
合格の美酒を飲みましょう♪