院長の責任5つ目


労務管理

に対する責任


どうしても整骨院業務は長時間勤務になりがちです。


もちろん技術職なので、努力して身につけなければ仕事での成功はありません。

そうなると自然と勤務後に技術を上げるための練習をすることになり、帰宅はいつも終電と言うこともあります。


先日六本木の某美容院に行った際・・・


若い男性スタッフの方が、朝から深夜までずっと立ちっぱなし、休みの日も週1日あるそうですが、それも自分の勉強のために使っていると言うので、どうしてそんなに頑張るの?と聞いてみました。


>美容院の業界は今過当競争になっていて、他の人と同じようにしていてはこの業界で残れないんです。

一生はできませんが、今は頑張る時だと思っています。


シャンプーしてもらった際女性スタッフにも、こんなに忙しかったら休みの日はぐったり寝ているんじゃないの?と聞いてみました。


>お客様はカットだけではなく、会話も楽しみにして美容院に来てくれます。

休みの日に家にいたら楽しい会話が出来ません。

どんなに帰宅が遅くなっても休みの前には部屋の掃除や洗濯を済ませ、休みは思いっきり遊ぶようにしています。


労務管理に対する責任というとどうしても、早く帰るイメージがあります。

もちろんそのとおりで早く帰ることは重要ですが、

早く帰ることが目的になってはいけません。


技術を覚える時間をたくさんとるために早く帰る。

思いっきり遊ぶ(人生の経験値をあげる)ために早く帰る。


もちろん体調不良の時は身体を休めるために早く帰ることも必要です。


一番良くないのは目的もなく、

だらだらと労働時間だけが延びていくことです!


これではスタッフ全員が疲弊していき、リタイアする人が出て行きます。


院長は院をまわすための

シフト管理

についても責任を負っているのです。


院のスタッフが元気に楽しく働いてこそ、患者様に対する責任が果たせるのです。