院長の責任の3つ目
同僚スタッフ
に対する責任
初めて院長になる方はこの点で苦労します。
経営者からは注意され、後輩からは文句を言われ板ばさみになることもあります。
俗にいう中堅管理職という立場です。
でもこれをクリアした人が次のステップに進むことが出来ます。
また人間的にも成長すると思っています。
同僚スタッフに対する責任とは2つあります。
1.経営者が考えている会社の意思決定を、同僚スタッフが理解できるように説明する責任
※経営者が準社員まで全員に1人ずつ自分の思いを伝えていくことは不可能です。
そのために院長は経営者の考えていること、会社の方向性など社員全員が同じベクトルに向かい動いていくために説明していく責任があるのです。
会社内の情報伝達は人間で言う血液であり、この情報伝達が止まったり流れが悪ければ脳梗塞や心筋梗塞が起こってきます。
皆さんの院ではそのようなことが起こっていませんか?
2.新人に会社のルールや仕事を教える責任
※年齢や経験が違う様々な新人が入社してきます。どのような人であれ自社のルールがあります。
一番困るのは「前の会社と違う~」と言う場合です。
良い提案であればそれを受け入れる柔軟性が必要です。
また、自社では現在のルールがよいと言う場合は納得してもらうまで話をしなければなりません。
仕事の知らない人には、仕事を一から教え、仕事の楽しさを感じてもらうことです。
仕事の楽しさを感じた人は、本当に良い仕事ができるようになります。
社内での情報の流れを速くし、全員が同じ方向に向かうことによって最大の力が発揮できるのです。
新人には仕事の楽しさを教えることが、院全体のレベルアップとなり患者様にとっての理想に近づきます。
上記2点とても重要なことです。