こんばんは。ぶんです。
今回の講義は標準原価計算でした。
標準原価計算の問題では次の3つのデータが必ずあります。
1.標準原価カード:製品1単位あたりの標準原価
2.生産データ:当月の実際生産データ
3.当月実際原価データ:2.生産データの当月投入に係る実際原価
問題を解くためにはまず生産データをまとめます。
P222 ケース3
総合原価計算同様に
直接材料費:始点投入は数量データ
上記以外はすべて換算量データ
を使用します。
当月投入換算量は貸借差額で算定!
では、直接材料費から見ていきましょう。
差異は当月投入(当月製造費用)量における標準原価と実際原価との差額です。
価格差異を先に計算するのは管理不能差異だからです。
昨今の原油高を考えてもらえれば理解できると思いますが、
工場内部の努力で価格を調整することは難しいのです。
したがって、価格差異をまずは算定し、次に管理可能差異である
数量差異を把握します。
では次に直接労務費を見てみましょう。
賃率差異を算定した後、管理可能差異である時間差異を算定します。
まずはここまで!