それでは続きです!
第4回講義12月15日(土)
※テキスト範囲P184~P274
8-1本支店会計
1.本支店間の取引
※問題集P23 基本15を解答しましょう。
4/8以降は一企業の仕訳をまずは考えてください。
4/8 現金80,000/売掛金80,000
=支店= =本店=
したがって
支店側:現金80,000/本店80,000
本店側:支店80,000/売掛金80,000
※支店側には本店勘定、本店側には支店勘定を必ず使用します。
4/10 買掛金60,000/支払手形60,000
=本店= =支店=
※自己宛為替手形
4/14 受取手形40,000/売掛金40,000
=本店= =支店=
4/19 通信費5,000/現金5,000
=支店= =本店=
4/24 未払金30,000/現金30,000
=本店= =支店=
4/28 旅費交通費10,000/現金10,000
=本店= =支店=
2.支店間取引
支店分散計算制度と本店集中計算制度の2つがあります。
ケース7を確認しましょう。
①本店の仕訳は下記のように考えます。
仙台⇒本店:現金150,000/仙台支店150,000
本店⇒沖縄:沖縄支店150,000/現金150,000
この2つの仕訳にある現金を相殺すると
沖縄支店150,000/仙台支店150,000
となります。
3.本支店会計のP/L・B/S
P270で財務諸表作成の流れをチェックします。
①(C)未達事項の整理
※未達商品33,000の仕訳をする際に、(B)支店の期末商品(本店仕入分)に33,000をメモしておくとミスが減ります。
②本店・支店勘定/本店より仕入・支店へ売上勘定の金額が一致したことを確認し、相殺消去する。
③(B)で内部利益を計算する。
※未達商品を忘れない。
※期首商品の内部利益12,000は、残高試算表支店繰越商品230,000から控除すると同時に、
本店剰余金450,000からも控除する。
ただし、これは(2)直接控除の場合であって、P266ケース14のように間接控除の場合は繰延内部利益を控除すればよい。
④決算整理仕訳
⑤合算
これで完成となります。
問題集は基本13-16、応用21-25、37-50まで解答できます。
来年は工業簿記と過去問題を解いていくため、できれば年内にこの問題集を終わっていただければ順調に学習が進んでいくと思います。
是非、頑張ってください!
それではまた土曜日よろしくお願いします。