おはようございます。ぶんです。
今週号のL25 は肝炎についてでした。
※L25は女性をターゲットにしたフリーペーパーです。
薬害肝炎問題など最近話題にあがっていますがどのような病気なのでしょう?
簡単に言えば肝臓の炎症であり、
急性・慢性・劇症に分けられます。
その原因は
ウイルス性が80%程度あり
これ以外に
薬剤性、アルコール性、免疫性などがあります。
ウイルスの型にはA~Gなどがあります。
現在上記のほかにもTT型などがあり、後数年すればもっと新型ウイルスが見つかるかもしれません。
健康診断でγGTPやGOT、GPTなどデータがありませんでしたか?
これらは肝臓の酵素であり、この数値で肝臓の破壊度が分かるのです
A型肝炎(HAV):食事や水などから経口感染する急性の肝炎で、食中毒の一種と考えればよい。潜伏期間は15~60日であり、慢性化の危険性はありません。E型も同様です。
B型肝炎(HBV):母子感染や性交渉による血液感染で、ほとんどの場合1ヶ月から6ヶ月程度の潜伏期間の後、急性肝炎を発症します。ほとんどが治癒しますが、まれに劇症肝炎になり死亡する危険性もあります。また、幼少期などに感染した場合は慢性肝炎になる場合もあります。
C型肝炎(HCV):B型肝炎同様に血液感染なのですが、感染力が非常に弱いので母子感染や性交渉程度では感染することはなく、大部分が輸血による感染です。2~16週の潜伏期間を得て急性肝炎を発症し、7・8割が慢性肝炎に移行します。その後は肝硬変⇒肝癌となる場合もあります。
これらは柔整の一般臨床医学や感染経路(経口・血液)として衛生学などで出題されています。
今年に入り更にニュースになっていますので、重要論点です。
しっかり確認しましょう
頑張れ受験生