続きまして、固定資産です!


4-1 有形固定資産


3.資本的支出と収益的支出

 収益的支出:現状回復までの修繕=修繕費を使用/修繕引当金取崩対象

 資本的支出:大規模修繕・改造、資産価値増加により固定資産勘定を使用


4.建設仮勘定

 請負工事の手付金であるがP/Lでは有形固定資産の部に計上

 なお、減価償却の計算は行わない


5.減価償却費

 ◎定額法・定率法は時の経過により価値が下がると考えるため「月割計算」を行う

 生産高比例法は利用により価値が下がると考えるため月割計算を行わない

 ◎定額法と生産高比例法は残存価格を引く※取得原価×0.9


6.有形固定資産の売却

 期中売却時は当期減価償却費を計上する必要があります。


7.固定資産の買い替え

 旧資産売却と新資産購入と分けて仕訳を考える


8.固定資産の除却・廃棄

 除却:使用を止め今後売却・廃棄を考えるところである。

    固定資産とは1年以上使用目的であることが条件であるが、

    使用を止めるため固定資産から貯蔵品(流動資産)へ表示換えする必要がある。


9.未決算

 火災発生時は保険会社の実査定が決定していないため、

 資産価値減少額を未決算勘定で処理をする。

 そして、査定が出た時点で保険差益または火災損失に計上する。


4-2無形固定資産


権利関係であるが、2級で重要なのは「のれん」であり、今回は講義なし

次回講義します。


休まれた方は問題集の8を必ず解答しておいてください。

今回の範囲が非常に広かった分、次回はさほど多くありません。


そこで今までの復習問題を少し多めに行いますので、是非出席してください。

寒い日が続きますが、体調崩さないように勉強楽しく頑張りましょう♪