おはようございます。ぶんです。
消費税率UPの論議が進んでいますが、政府としては2015年までには消費税率10%に引き上げて行きたいそうです。
これも全て社会保障費の財源不足が影響しているからですが、確かに国家財政の破綻は困ります。
私たちも税制改正・医療改正など少しずつ学んでいきましょう
選挙対策のため凍結しましたが、来年4月より後期高齢者医療制度が始まります。
69歳以下の老人自己負担は3割に変更
70歳~74歳は1割から2割に変更
※現役並みの所得があれば3割の自己負担
さらに75歳以上を対象に後期高齢者医療制度を新設し、その保険料を年金から天引きすることになるのです。
みなさん後期高齢者医療制度の内容ご存知ですか?
1.75歳以上の全ての高齢者対象の独立した医療制度
2.75歳以上の高齢者は、収入がなくても、夫や子供の扶養者になっていたとしても新たに保険料を払う必要がある。
3.保険料は年金から天引き、天引きできない場合は直接請求をし、払えない場合は段階を踏んで保険証を取り上げる。
4.都道府県単位の広域連合が運営するので、自治体ごとに保険料格差がでる。
※年額で比較すると東京では148,000円程度に対し、岩手では65,580円程度になるなど金額格差も大きくなりそうです。
5.給付財源(患者1割負担分を除く)は、公費約5割、後期高齢者支援金(74歳以下の人たちが加入している公的医療保険料からの拠出金)約4割、後期高齢者の保険料約1割とする。
消費税は年齢を問わず掛かる間接税であり、高齢者の医療負担が増えると生活に窮する高齢者が増えることは目に見えています。
はたして、これらの対策はどうするのか。
導入前に少しずつこのブログで医療保険について取り上げて行きたいと思います!