元気で快適に仕事をするために

元気で快適に仕事をするために

健康第一!仕事のパフォーマンスを向上させよう!

エンジニアの業務は、ほとんどがパソコンを利用したものになります。そのため長時間同じ姿勢で机に座り続けることになるため、適度に身体を動かさないと運動不足になりやすいのが特徴です。この運動不足が祟って、何かしらの健康被害を受けてしまうケースも少なくありません。そんな、デスクワークの多いエンジニアに起こりがちな健康面のリスクとは、一体どんなものがあるのでしょうか。

長時間のデスクワークが与える健康面のリスクは予想以上に大きく、糖尿病や肥満、高血圧といった健康上のリスクやがんによる死亡リスクも格段に高まります。また、座りっぱなしによって足を動かすことが少なくなり、血流が悪くなって血栓ができることで最悪死亡するケースもあります。

小型のパソコンなど利用する時は、ついつい画面が見やすいようにと姿勢を崩して、猫背になりがちです。猫背は肩こりの要因にもなり、腰回りにある筋肉にも負担をかける姿勢であるため、腰痛やヘルニアといった症状にもつながりかねません。一見楽なようにも思える座りっぱなしの作業は、気をつけないと思っている以上に自分たちの身体にダメージを与え続けているのです。

日本はデスクワークの時間が一番長い国ともいわれています。8時間労働の内をほとんど座って過ごしていては、さまざまな健康面のリスクを負ってしまうため、適度に立ち上がったりストレッチをして身体をほぐすなどといった行動を挟んで対処することを心がけましょう。

エンジニアが仕事をする時に使うものは、主にキーボードとマウス、パソコンのディスプレイです。書き物をするタイミングもあるので多少のスペースは必要ですが、集中するタイミング以外はほぼ使わないため、エンジニアのデスクは散らかった環境になりがちです。積み重なった書類、その隙間に入り込んだペンやイヤホン、こまごまとしたメモ帳やポストイットが見当たらない、そんな経験はありませんか?

必要なものがすぐ取り出せる環境はそれだけで効率的であり、逆に言えば散らかっている環境では「物を探す時間」というタイムロスが生じます。それが常態化してしまうと、1つ1つは些細な時間なのでなかなか意識できませんが、集中力は確実に途切れています。エンジニアは特に考え続けるタイミングが多い職業です。些細な探し物で集中を切らしてしまうのは、作業効率としても問題があります。

また、人間の目は集中していても1点を見つめている訳ではなく、視界にはその場にある全てが映っています。脳は眠っている時以外、常にこの目から入る情報を取り込んでおり、目に映ったものからふとしたきっかけで気を取られてしまいがちです。これも集中力が分断される原因になります。

デスク周りを整理整頓して仕事に必要なものだけを置くようにするメリットは、集中力の向上だけではありません。集中できる環境になることで疲れにくくなり、「いずれ片づけなきゃ」「片づけたい」という締め切りのないタスク意識からも解放されます。仕事のパフォーマンスにも影響するデスク周りの整理整頓、自分はしっかり出来ているか確認し実行に移すことが大切です。