Busselton Jetty
SEVEN gravel raceというイベントに出るために西オーストラリアのバッセルトンという街に滞在していた。
バッセルトンは小さな街で、レースの翌日がフリーだったので観光をした。
Busselton Jettyという長い桟橋とワインが有名なようだ。
宿から少し北に行くとすぐ海岸で、桟橋が見える距離だった。砂浜でボーダーコリー2匹を遊ばせている人がいて絵になるなぁと思って見ていたが、すぐ横には"dogs are prohibited on the beach"の看板が立っていた。
海沿いに自転車道があり、それを使って桟橋の付け根まで行ってみる。
カフェ、バーや土産物屋、大規模な遊具などが並び、観光地としてしっかり整備されている感じだ。
桟橋上には小さな列車が走っており、千と千尋の神隠しに出てくる海中列車のモデルらしい。ちょうど方向転換するタイミングに出会えたので見ていると、先頭車両が切り離され、線路を外れてUターンし、線路脇をすり抜けて客車の反対の端に連結していた。
よく見ると途中で線路が地面に埋まっており、車輪の横に付いているゴムのタイヤで接地してターンするという面白ギミックになっていた。
ちなみに桟橋は入場料4ドル、列車に乗るには更に18ドルかかる。
外から見るほうがきれいだと思うので写真だけ撮って次の目的地へ。
海沿いのサイクリングロード
街のあちこちで見かけたコイル状の自転車置き場
工具スタンド
Busselton Jetty
桟橋上に伸びる線路
桟橋を走る列車
Jettyのすぐ横には大規模な遊具も
水の補給ステーション
カモメ。
フラットホワイトとランチ
オーストラリアでフラットホワイトを飲みたいと思っていたので、コーヒーショップへ。
origins marketという商業施設の一角にある店に入ってフラットホワイトを飲んだ。
飲食店以外にも手芸品が売られているブースがあったりミニステージでミュージシャンが歌っていたりと賑わっていた。
昼食はオーストラリアのファーストフードチェーン、red roosterで。
揚げていないササミのような肉が入ったサンドがあってバーガーチェーン系では珍しい気がする。
単品があるのか分からずポテトとペプシのセットを注文してしまったので結局ジャンク度は高め。
マーケット入り口
小さな店舗とイートインスペースが並んでいる
ローカルファーストフードチェーン "red rooster"
民俗博物館
マップ上でバッセルトンの民俗博物館を見つけたので行ってみることに。
開拓時代に使われていた古い道具や開拓民の典型的な家などが展示されていた。
旧バター工場の建物を再利用していることもあり、バターを作る設備も展示されていた。
展示品も興味深かったし、裏庭から見える川の景色も美しく、なかなか満足度が高かった。
僕の持っていたヘルメットをきっかけに受付のおばあさんと自転車の話になった。
昨日SEVEN gravel raceというイベントに出たという話をしたら、「私、SEVENでボランティアスタッフしてたのよ。私も自転車を持っているの。貴方みたいに速くはないけどね」だそうだ。世間は狭い。
博物館
裏手は川
開拓民の家の展示
ホイールの作り方が興味深い
塩と油のフィッシュアンドチップス
夕飯は一応オーストラリア料理の位置付けになっているフィッシュアンドチップスの店へ。
ソルトかビネガーか聞かれてソルトと答えたのが良くなかったのか、恐ろしい量の塩がかかっており油も多くて、控えめに言って美味しくなかった。
生命の危機を感じるレベルだったので塩を落としながら食べ、後でスーパーで水を買って大量に飲んだ。
ついでにスーパーの話をすると、滞在中coles(コールス)をメインで使った。
事前に教えてもらったのだが、オーストラリアには味付きのツナ缶が種類豊富に売られていて、3斤分くらいのサイズの食パンもあるので乗せて食べると安上がりで良いと言うことで活用させてもらった。
colesには量り売りのナッツコーナーがあり、例えばカシューナッツひとつ取っても生、ロースト、塩ありなしがそれぞれあって、自分の好きな量ずつ買ってミックスナッツを作れる。
甘くない補給食として今回活用してみた。
悪夢のフィッシュアンドチップス
量り売りナッツ