20××年 ガンビット半島
--------------------------------------------------------------------------------
政府軍と革命軍が対立していた時代。
革命軍は政府軍の攻撃に圧迫され、革命軍は瞬く間に追い詰められていった・・・
この未曾有の大決戦に、革命軍は各地の革命派に支援を要請
資金、人数を確保した。そして、政府軍に対抗すべき部隊を作成
彼はその内の1つの小隊、通称【影虎部隊】に隊長として抜擢された。
彼は複雑な気持ちだったが、自分達の軍が追い詰められている時には
自分達の手で守ると言う決意を固めた。
そして革命軍は唯一の居場所ガンビット半島に攻めてくる政府軍を
撃退すべく、ガンビット半島で今も戦ってる革命軍に加勢しに行った・・・
--------------------------------------------------------------------------------
[無線]ジェイド(以後指揮官)「よし、無事ガンビット半島の前線地帯にたどり着いたな。」
[無線]影虎「うむ、前線だ、銃声が聞こえてくる。」
[無線]指揮官「今でも戦ってる兵士が居るんだよ。その兵士に加勢して政府軍を追い払うのが任務だ。」
[無線]影虎「分かってる。任務を開始する。」
[無線]指揮官「影虎部隊には期待してるぞ。幸運を祈る。」
そして俺達は裏口からの潜入を試みた・・・
[無線]指揮官「近くに敵の反応だ、小隊ぐらいの人数だ。」
[無線]影虎「了解した。」
敵は幸いなことに居なかった。
影虎「クリア!」
後ろから「了解」等の声が聞こえる。
道のりに進み、階段を下っていった。
ここで道が分かれていた。
影虎(扉の方に行くか、階段を昇るか・・・)
結論は【階段を昇る】に決めた。
影虎(扉の向こうからは銃声が聞こえてくる。危険だ、裏に回ろう。)
道なりに進んでいった。
外からは銃声がうるさいぐらいに聞こえるのに
中は敵兵士すら居ないのは不思議だった。
だが、道に沿って進み、外に出た瞬間に敵がいた。
こちらに気づいた敵は驚いているのか硬直している。
ダダダダダダダダッ!AK47が銃声を響かせる
影虎「気をつけろ、敵がいるぞ。」
ギルド「りょーかいっす」
ギルド少尉のそっけない返事が聞こえる。
他の兵士は皆、銃を構えて警戒している。
銃声を聞きつけたのか増援が2人ほど来た。
だが、部下ともに放った銃弾で、2人は死体と化した。
ブレイブ「戦場ってのは残酷だな・・・。」
ブレイブがつぶやいた。
そしてここには偶然にも指揮官、隊長が居なかった。よく戦えたな。
そして大体革命軍の兵士は片付けた。
[無線]指揮官「よし、あらかた片付けたな。」
[無線]影虎「うむ、革命軍兵士はもう居ない。」
[無線]指揮官「よし、生き残ってる仲間と帰還してくれ。」
そして帰還していく道では、
敵兵士は山ほど死体があった。
武器、装備全て最新では無く、傭兵といった感じであろうか。
そして帰還した俺達には次の任務の内容が知らされた。
影虎「つかの間の休息すら無いという厳しさか・・・。」
-NEXT-