Jackson C. Frank - Milk and Honey
最近は、卒業モードが高まっている。
大学の卒業確定、バイトが終わり、追いコンをし・・・・
そんな時期柄もあってか、過去を振り返ることが多い。
自叙伝でも書くのかってくらい。
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先日、小学校から大学まで同じ友人の一人と飯を食っていたときのこと。
「俺らは変わらないなー」なんて話になった。
何が変わらないかというと、友情(笑)とかそういうこともそうなんだけど、
「語り草が同じ」ということ である。
小学校から、家も近所で、通う塾も一緒だった彼とは、例えば(輝かしい)青春の日々なんかをも多くの時間を共有していて、
当然、思い出の中にも彼は多く登場する。
お互いのちょっとしたキーワードのスイッチで、簡単に話が溢れ出てくる。
これほど素敵なことはない!
そして幸運なことは、「語り草が同じ」なのは今後将来変わることはない。ということ。
いいおっさんになって、じいさんになっても、飽きることなく思い出話ができる。
「語り草が同じ」友人を持てて、自分はなんて幸せなんだろう!
と、それこそ高校時代から散々一緒に通ったラーメン屋で痛感した。
いつかなんかの映画で見た、老人になった男達が再会して、皆で年甲斐もなく走る様子に、子供の頃のそれが重なるラストシーン。それが目標である。
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この前も書いた、「毎日が旅行気分」の件で、最近早起きして近所の川原を散歩をしてみた。
早朝の川原は、水鳥がちらほら、遠くに雪化粧の山々も拝めて、すごくイイ。
川のすぐ横に立って川原の斜面を見上げると、雪がつもった斜面と空の色の境目がなくて、すごく壮大に見える。
かなり充実した気分に浸れる(実は散歩三日目後に、すぐインフルエンザにかかったことは秘密)。
散歩の感情としては、育った地を踏みしめている感じ。思い出を埋めるみたいな。
そんなこんなで一昨日、祖父母宅に行った時のこと。
じー(祖父)と散歩することになり、小一時間いろいろ話しながら歩いた。
うぐいすの生態とか、市民センターを建てる工事の時に人骨がたくさん埋まっていたワケとか。
どれも興味深かったんだけど、一番は休憩に寄ったCOOPのフードコートでお茶を飲みながら話してくれた、
今月いっぱいで10年勤めた町内会長を辞め、これからは体が動くうちに(自分が育った)田舎をこの足で歩いてみたい。
子供の頃遊んだ山とか、あぜ道とかを踏みしめたい。
という話だった。
今年81になる、ペースメーカーを入れた祖父。
折しも自分とまったく同じことをしよう考えていた。
重みは違えど、その事実に、胸が熱くなった。
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過去ばかり振り返って、ちょっとウジウジしてんなー自分(笑)
でも大切なんです、大切なんです。
14日は配属発表。その日をすぎたら、4月以降の 未来 に目を向けて準備しなきゃならない。淡々と。。。
その前、ギリギリの、なくてはならない、追憶の、猶予。


