本当にご無沙汰しております。イロイロありまして、かなりの長い間ゴルフから遠のいておりました。いやぁ~・・ありますよね。人生イロイロ。
で、一時は「このままゴルフやめちゃおかしら・・」とか思いましたが、私の恩師や先輩からキツくお叱りを頂きまして、「プレイができる身体があるかぎり続ける」こととあいなり、深く心に決め、誓いを立てた次第です。(経緯は割愛w)
かといって金銭的にも時間的にも余裕が全く無く、ラウンドも無理してツキイチ・・が限界であろうと思われます。そんな中でも、やるからには納得いくプレイがしたいと思うわけです。じつはこう見えて、ブランクがあろうが、練習不足であろうが、そこそこのスコアでラウンドできる自信がありました・・・つい先日まではw 熊本の友人が遊びに来た際、練習なし、完徹開け、でも、80台前半でラウンドする予定でした。(われながら、その自信はどこから来るのか不思議です。)・・・結果は!
ほぼ100というww 情けないものでした。
「ああ・・やっぱ、何もしないと恐ろしく劣化するんだな・・・」
と・・50歳にして気付いたわけですww
でも、おかげさまで僕にはゴルフ関係のプロフェッショナルなお友達が山ほどいます。(よくよく考えるとそんな恵まれた環境下で「ゴルフやめる」とか・・よく言ったもんだ。……)彼らに助けてもらいながらなら、歪んだスイングも、なんとかなるんじゃないかという、淡い自信があります。
やはり、なんといっても一番手っ取り早いのがマークさんや友人のトップアマ、タマちゃんも口を酸っぱくして言ってます。ビデオで自分を撮ること・・そして悪い部分を修正して新しいモノを自分の身体に擦り込む。。。これですよ。これ。
練習場で何千発打っても、見るのはボールの行方になりがちで、結果が悪いと、せっかくのスイング改造も頓挫します。なので、ぼくは15分間の撮影チェックしながらの素振りを1日に2回やるようにしてます。素振りというか、ひも付のボールを撮影しながら打つ・・・効率の良いiPhoneのアプリを使って即チェックしながら・・・ですね。
これが・・100叩いた直後のスイング・・油断するともうわけわかんないチーピンが出まくります。チーピンが怖いもんだから、インパクトでどんどん手が浮いてきて、トップは高く、プレーンはシャフトで首を切る高さ{(-_-)}
これを恥を忍んでFBにアップして、私が誇るブレイン達に解析していただき、どこが悪いかご意見を頂戴するわけです。(塚田プロからも頂き、えらい恐縮しました。・・)友人に理想のトップとプレーンを体で教えてもらい、撮影し、それを自宅の裏庭でひたすら擦り込む。(といっても一日15分を2回ですけど・・w)
でもどうしても理想のトップの高さが定まらない・・朝やったときと夕方やったときで納まる位置がえらい違う・・・マークさんに「スポンジでもひも付きでも良いからボール打ったほうが良いよ!」といわれ、実際にやって見ると、意識してるのにもう手が浮いちゃう、トップもインパクトも・・・
これって、自分の脳のイメージと実際の身体の動きとにものすごいギャップがあるんだと思うんですよね・・・ん?・・「脳と身体のギャップ?」・・これどっかで聞いたぞ?
そう・・そうです。 武井壮のこの動画でした。
なるほど・・・これだわ・・・
僕は腕は並行にできますけど、トップの位置に関して、脳の理想と現実のズレがかなりあるんですね・・・目を閉じてトップの基準点を記憶してしまえば意外と簡単だと気づきました。(多分気のせいではないと思うのですが・・・)
今は、同じB2であるミケルソンの動画と比べながら、そのマネを擦り込むことばかり考えてやってます。これが結構楽しいww いままで無理だった体の動きが少しできるようになり、ゴルフが楽しくなってきました!! お金も時間もかけず、上手くなれそうな気がするww こないだのラウンドはなかったことにしてw、一年間の平均スコア「80」をこの練習だけで狙ってみたいとおもいます!!
米国男子ツアーレギュラー最終戦「ウインダム選手権」が終了。
来期シード権確保のため5位以内のフィニッシュが
絶対条件だった石川遼は26位タイ。
フェデックスポイントは141位、
賞金ランキングは149位でした。
(来期シード権確保条件は125位以内)
23試合中、予選落ちが10試合、トップ10が1回のみ・・・
快進撃を見せる同世代の松山秀樹が
メジャーで大活躍し、
たった7試合で105位相当、
来期シード権を獲得してみせたため、
まさに明暗をわけたように写ってしまうわけです・・・
「遼はオワコンだ」
このような書き込みをFBで見かけました・・
「オワコン」・・?
オワコンとは「終わったコンテンツ」なのだそうです・・
呆れました・・・
正直・・なさけないです・・・。
調子の良い時期は異常なほどに持ち上げ
不調に転ずると「応援する」のではなく・・
「見守る」どころか・・「叩き」にいくという・・
なさけない・・・・
人間がやってるわけですから
潮の満ち引きのようなサイクルがあります。
上げ潮もあれば下げ潮の時期もあるわけです。
調子の良い時には必要以上に持ち上げ、
不調に陥るとこれでもかと扱き下ろす・・・・
波打ち際でワサワサやってる
フナムシみたいなもんだ!
お前らは!
さて・・・
遼君はこのあと入れ替え戦に挑むわけです。
「Web.comツアーファイナル」
ツアーメンバーの126位~200位までの75名と
下部ツアーの上位者75名の計150名が出場し、
4日間競技を合計4試合戦い、賞金ランキング上位25名のみに
来期のPGAツアーシード権が与えられます。
今日のラウンドの調子であれば、
まだ十分に可能性はあります。
それに・・
遼君は今日の試合のラストエフォートで
ランキング150位以内に滑り込みました。
PGA準シード権は獲得しているのです。
これで終わったわけではないのです。。
僕のゴルフは「井の中の蛙」です・・
ほんの限られた小さな世界で一喜一憂している蛙なのです。
そんな蛙でもミュアフィールドでの
全英オープンを見てりゃわかります・・
「こりゃ、次元が違う難しさだ・・」と・・・
現物ではなく、傾斜や風を感じないモニターに映る映像
だけでそう思うのですから、きっと現場は物凄いのだと思います。
比較対象する経験が無いのでただ絶句するのみ・・・
蛙事で申し訳ないですが、
僕が経験したコースでフェアウエイが硬く、
グリーンが止まらないという意味で最も難しかったのは
真冬の古賀ゴルフクラブでした。
暴風雨等のコンディションの難しさ以外で
コースそのものが持つ難しさと言う意味では
際立っていて、ホールアウトしたとき
脳が疲れきっていたのをよく覚えています。
これが拙い僕にとって貴重な経験値になって、
以降、フェアウエイが硬く、グリーンが止まらない
難しいコースに出くわしたとき、
あの時の経験を思い出し重ねて対応すると、
全く経験のない人よりは精神的に動揺しませんし、
結果も相対的に見ると悪くなかった・・
ということが何度かありました。
このことを、今回の全英に重ねるのは
あまりにも烏滸がましいのですが・・・
日本での予選を好成績で通過し、
初めてミュアフィールドに挑戦する多くの日本人選手。
「調子はいいです!」と言いながら、
プライベートでもゴルフに行くことがあまり無いという
ニック・ファルドとほぼ同レベルの予選落ちを喫した事実を見ると
まぎれも無い「経験値」の差・・だと思うんですよね。
日本人選手のダメなところは、
「この経験を今後に生かす」
と、言いながら、今回のミュアフィールドの貴重な体験を
経験値として生かすのではなく、記念受験的な思い出にして
また井戸の中に戻っちゃうことだと思うんですよね・・・