そして、横の路地に行くと真一は何度も壁を殴った。
手から血が出ても殴った。麻友は見るに見かねて真一の手を止めた
『真一さま、お止めください』
『ほっといてくれ、このくらい友美の痛みからすれば大した事ない。
なのに、なのに、何もしてやれなかった。アイツを許せない。
友美を傷つけて、まだ、追い打ちを掛けようとするアイツを許せない、
でも、何も出来なかった』
『真一さま、よく我慢出来ました。何もしてやれない事無いと思います。
多分あの人は二度とまともな人生は歩めないと思います』
『そうなる事を望んでやったのだから、それでも・・・・。』
と言いながら、また壁を殴った。
すると郷子がやって来た。
『真一くん、こんな所で何やっているの?』
と言いながら壁を見ると血の跡があり、真一の手は自分の血で赤く染まっていた。
『真一くん・・・・。手を見せて』
『大丈夫です・・・。』
『良いから見せなさい』
と言って郷子は真一の手を無理やり取った。
『どうしてこんな事・・・。真一くんの望みは叶ったじゃない。
これであの社長はもうまともな表舞台からは姿を消すでしょ』
『確かに、当初思っていた通りになりましたが、話を聞いている内に怒りは込み上げてくるは、
こんな事しても、まだ噂話は消えないは・・・。俺何やっているんだろう・・・・。』
『話は後で聞いてあげるから、一先ず病院に行きましょ』
『大丈夫です』
『良いから、私の為と思って言うこと聞いて』
真一は、郷子の車で病院に行き治療を受け、待合室で郷子と居ると署長が来た。
『真一くん、何をしているのですか? 郷子さんから話を聞いてビックリしましたよ』
『すみません。』
『それにしても、真一くんの望み通りになったのだから満足では無いのですか?』
『私も同じ事言ったんですが、多分、頭では分かって居るけど心は満足していないのでしょう。
それと、社長や関係者が捕まっても、
学校での噂話で友達が傷つくのも耐え難いものがあるんでしょう・・・。』
『そうですか・・・。でも、真一くんいくら社長が憎くても、
真一くん自身が手を下す事は出来ません』
『そんなの分かっています』
『そうですね。今日の真一くんは頑張ったと思いますよ。相当悔しく、
やり場の無い怒りで握りこぶしから血が出ていたのも、郷子さん共々知っています。』
『・・・・』
『だらか、気持ちは分かりますが、自分を痛めつけるのはダメです』
『・・・・』
『こんな時に言う事では無いのかも知れませんが、
私は今回のこの悔しい、もどかしい気持ちは、良い経験だと思っています。
誤解しないでくださいね。友美さんの誘拐事件がと言う事ではなく、
自分では、どうにも出来ない気持ちが大事なのです。
君は麻友さんと言う未知の力を持ったARを所有しています。
そして、ARに関しての事ならかなりの事が許されます。
でも、だからと言って無闇にARを使って力技で解決すれば良いと言うものでもありません。
君がARの力を使う分には誰も止める権利はありません、
ですから自分自身で止め無いといけないのです。
だから今日の経験は君を一歩大人にそして麻友さんの所有者として相応しい人に
成長したと思っています。』
『はい・・・。』
『真一くんが、すごく優しい子だと知っているよ。おじいちゃんから色々聞いているし、
麻友さん絡みで真一くんとよく話しているから、
だから友達を傷つけたあの人を許せないだよね。
でもね、人を許す優しさも真一くんには覚えて欲しいな』
『はい』
『真一くんには謝らないといけない事あります。
君や友美さんが学校で変な噂話を立てられるのは、我が部下の失態から来たものです。
それについては本当に申し訳ない。』
『僕の事は良いです。でも・・・・』
『分かっている。だから明日私自ら学校に出向いて事の収拾をつけたいと思っている。
だから許して欲しい』
『それは僕が決める事ではありません。謝るのであれば友美に謝ってください。
友美が一番傷ついたいるんです』
『勿論、謝るよ。でも、君にも謝らしてくれ』
『もう良いです・・・・。これ原本が入っているコインロッカーの鍵です。』
と言って署長にコインロッカーの鍵を渡した。真一は郷子に家まで送ってもらった。
『真一くん、今日はゆっくり休みなさい。』
『はい』
手から血が出ても殴った。麻友は見るに見かねて真一の手を止めた
『真一さま、お止めください』
『ほっといてくれ、このくらい友美の痛みからすれば大した事ない。
なのに、なのに、何もしてやれなかった。アイツを許せない。
友美を傷つけて、まだ、追い打ちを掛けようとするアイツを許せない、
でも、何も出来なかった』
『真一さま、よく我慢出来ました。何もしてやれない事無いと思います。
多分あの人は二度とまともな人生は歩めないと思います』
『そうなる事を望んでやったのだから、それでも・・・・。』
と言いながら、また壁を殴った。
すると郷子がやって来た。
『真一くん、こんな所で何やっているの?』
と言いながら壁を見ると血の跡があり、真一の手は自分の血で赤く染まっていた。
『真一くん・・・・。手を見せて』
『大丈夫です・・・。』
『良いから見せなさい』
と言って郷子は真一の手を無理やり取った。
『どうしてこんな事・・・。真一くんの望みは叶ったじゃない。
これであの社長はもうまともな表舞台からは姿を消すでしょ』
『確かに、当初思っていた通りになりましたが、話を聞いている内に怒りは込み上げてくるは、
こんな事しても、まだ噂話は消えないは・・・。俺何やっているんだろう・・・・。』
『話は後で聞いてあげるから、一先ず病院に行きましょ』
『大丈夫です』
『良いから、私の為と思って言うこと聞いて』
真一は、郷子の車で病院に行き治療を受け、待合室で郷子と居ると署長が来た。
『真一くん、何をしているのですか? 郷子さんから話を聞いてビックリしましたよ』
『すみません。』
『それにしても、真一くんの望み通りになったのだから満足では無いのですか?』
『私も同じ事言ったんですが、多分、頭では分かって居るけど心は満足していないのでしょう。
それと、社長や関係者が捕まっても、
学校での噂話で友達が傷つくのも耐え難いものがあるんでしょう・・・。』
『そうですか・・・。でも、真一くんいくら社長が憎くても、
真一くん自身が手を下す事は出来ません』
『そんなの分かっています』
『そうですね。今日の真一くんは頑張ったと思いますよ。相当悔しく、
やり場の無い怒りで握りこぶしから血が出ていたのも、郷子さん共々知っています。』
『・・・・』
『だらか、気持ちは分かりますが、自分を痛めつけるのはダメです』
『・・・・』
『こんな時に言う事では無いのかも知れませんが、
私は今回のこの悔しい、もどかしい気持ちは、良い経験だと思っています。
誤解しないでくださいね。友美さんの誘拐事件がと言う事ではなく、
自分では、どうにも出来ない気持ちが大事なのです。
君は麻友さんと言う未知の力を持ったARを所有しています。
そして、ARに関しての事ならかなりの事が許されます。
でも、だからと言って無闇にARを使って力技で解決すれば良いと言うものでもありません。
君がARの力を使う分には誰も止める権利はありません、
ですから自分自身で止め無いといけないのです。
だから今日の経験は君を一歩大人にそして麻友さんの所有者として相応しい人に
成長したと思っています。』
『はい・・・。』
『真一くんが、すごく優しい子だと知っているよ。おじいちゃんから色々聞いているし、
麻友さん絡みで真一くんとよく話しているから、
だから友達を傷つけたあの人を許せないだよね。
でもね、人を許す優しさも真一くんには覚えて欲しいな』
『はい』
『真一くんには謝らないといけない事あります。
君や友美さんが学校で変な噂話を立てられるのは、我が部下の失態から来たものです。
それについては本当に申し訳ない。』
『僕の事は良いです。でも・・・・』
『分かっている。だから明日私自ら学校に出向いて事の収拾をつけたいと思っている。
だから許して欲しい』
『それは僕が決める事ではありません。謝るのであれば友美に謝ってください。
友美が一番傷ついたいるんです』
『勿論、謝るよ。でも、君にも謝らしてくれ』
『もう良いです・・・・。これ原本が入っているコインロッカーの鍵です。』
と言って署長にコインロッカーの鍵を渡した。真一は郷子に家まで送ってもらった。
『真一くん、今日はゆっくり休みなさい。』
『はい』