ARは
『それでは、初期設定及び確認作業を行います。』
『貴方のお名前は『須藤真一』さまでよろしいでしょうか?』
真一は『うん』と答えた。
『貴方の事は何とお呼びすればよろしいでしょうか?』
『う~ん・・・・。別に決めて無かったからな~・・・・。名前で良いよ』
『では、これからは『真一さま』とお呼びします。』
『私の名称は如何なさいますか?』
『それは決めていた。『麻友』でお願い。』
『はい。私は『麻友』です。以下の名前で登録します。』
『制作者及び管理責任者、須藤真一』
『制作方法、完全自作』
『所有者、須藤真一』
『ARLは最高位の『Level7』です。』(『ARL』アンドロイドレベル≒危険度?)
『ちょっと良いか?』
『完全自作は分かるのだけど、『Level7』って何だ?』
『確か最高位は『Level5』じゃなかったか?』
『確かに通常、個人が所有出来るARの最高位レベルは『Level5』ですが、
ARには、その上がありまして政府要人の警護用などに用いられる
完全オーダーメイドARが【Level6】そして一般の人で所有する事が出来ない世界で
私を含め3体しか存在しないARがARL【Level7】です。』
『あの~ 一般人が所有出来ないARを俺が自作して
況してや所有ってそれって非常にマズイのじゃあ無い?』
『はい。違法です。今の状態で【ARSP】に見つかれば即逮捕ですね。』(【ARSP】AR安全委員会)
『わ~ 至極当然の様に答えた・・・・。』と心の中で呟いた。
『麻友、俺捕まりたく無いのだけど・・・・。
【Level7】のARを完全自作って俺マッドサイエンティストみたいじゃない?』
『やっぱり、私は要らないARですか?』
と悲しそうに聞いきたので
『そんな事はない。麻友を手放す気は全く無い。』
と麻友の目を見ながらはっきり答えた。
すると麻友は『真一さま・・・・。』と嬉しそうに答えた。
そして続けて
『ARLの件は私にちょっと考えがありますので、任せて頂けませんか?』
『何かアテでもあるの?』
『まぁ、ちょっと・・・・。』
『真一さま作業の続きをしてもよろしいでしょうか?』
とはぐらかされた。
真一は『まぁ良いか。その時はその時でどうにかなるでしょう』と思い
『あぁ、続けて良いよ』
『では、続けます。』
『虹彩を登録しますので、私の目を見てください。―――― 虹彩登録完了。』
『次は声紋を登録しますので、私に続いて同じ事を言ってください。―――― 声紋登録完了。』
『最後に指紋を登録しますので、私に手の平を見せてください。―――― 指紋登録完了。』
『以上のデーターを書き換え不可能領域に登録及び保存します。宜しいですか?』
真一は『うん』と頷いた。
『以上で初期設定及び確認作業を終了します。』
と言って麻友は初期設定を終了したので、一つ疑問に思い訪ねてみた。
『書き換え不可能領域って実際はどこに書き込むだ?』
『え。それは真一さまが【Recollections】を見つけた領域ですが・・・・・。』
『じゃあ書き換え不可能では無いのではないか?』
『実際、俺が入れたのだから・・・・。』
『確かに真一さまが仰る通り『完全に書き換え不可能』と言うのは間違いかも知れません。
あの領域にアクセス出来るのは以前なら私と会長だけだったはず。
でも、実際には真一さまがアクセスされた訳ですし・・・・。』
とちょっと不思議そうに答えた。
真一は
『まぁ、あのプロテクトを突破出来たのは、
どうしてか判らないけど偶然にも俺が以前作った暗号システムだったからだけどね。』
と答えると麻友は
『え!そ、そうだったのですか?
あれは、会長が考えた暗号システムではなく真一さまが考えたモノだったのですか?』
と驚きの声を上げた。
『そうだよ。数年前に偽名で発表したら散々馬鹿にされたけどね・・・・。
それがどうして、麻友のプロテクトに使われているのか不思議ではあったのだけど、
そのお陰で麻友を直して上げられたから良かったと言えば良かったけどね』
と真一は答えた。それを聞いた麻友は
『あの暗号システムは高等過ぎるのです。
多分、あのシステムを使えるのは私を除けば国家機密でも管理しているコンピューター
くらいかと思いますよ。でも、あの暗号システムは真一さまが開発された物でしたら
真一さまにお仕えする運命だったのかも知れませんね。』
と嬉しそうに答えた。
『大事な事をお伝えするのを忘れる所でした。
今回の『書き換え不可能領域』は会長さんのだけではなく、
私自身でも書き換え不可能ですので安心してください。
まぁ、真一さまならクラックするとは思いますが・・・・。』
と苦笑いしながら麻友は言った。
そんな事を話ながら、真一は
『これだけ会話の受け答えが出来るのなら一先ず故障している箇所は無いと思うけど
学校に連れて行くのは今のままでは無理かな・・・・。』
と思っていたので麻友に訊いてみる事にした。
『なぁ麻友。今まで会話してみて違和感はなど無いか?』
『はい。センサー及び駆動系全てにおいて、異常を示す事柄ありません。
ただ、充電不足からくる出力不足があります。』
『その事で聞きたい事があったのだけど、麻友はどうやって充電しているんだ?
チャージステーションも無いのに・・・・。』
『私にチャージステーションは要りません。
私が充電する為に必要なのは【地磁気】と【電磁波】です。
この地球上に居る間は半永久的に充電して作動します。
ただ、急速充電などが必要な時は【電磁波】などを利用して充電します。』
『それは凄い! それで昨日は動かなったのに今日突然動き出した謎が解けたよ。
それと、麻友の外見についての問題なんだが・・・・。』
そう麻友は解体されて破棄されていたから、衝撃吸収塗料及び人工皮膚塗料は無いのだ。
だから、骨格部品など剥き出しの昔映画であったAR其の物だ・・・・。
すると麻友は
『外に出ないのであれば私はこのままでも動作に何も問題ありませんが
衝撃や防水性にはちょっと問題あるかも知れませんが、
室内で起きる事象なら問題ありません。』
『確かに麻友を家から出さないのなら問題無いかも知れないけど、
麻友と一緒に学校や色んな所にも行きたいし・・・・。
まぁ一緒に学校に行く場合、問題は他にもあるけどね・・・・。』
『外見以外で問題とは?』
『まぁ学校に行く時だけの問題でもないのだけど、
一緒に外出するには【AR登録許可書】が要るし、学校に連れて行くには、
学校に【AR登校申請書】を出して【AR登校許可書】を貰う必要があるんだよ。』
『そういう事でしたら、私一度会長さんに会いに行こうと思っていましたので
その時に外見の問題やその他の問題もどうにかなるかと思いますよ。』
『え!か、会長さんに会いに行くの? どんな理由があるかは判らないけど、
麻友を解体したんだよ麻友が直されて動いている事が分かったら、
何されるか判らないよ。』
『確かに不安材料はありますが、
真一さまが解体されていた私を持って帰っている事は会長さん気づいていると思いますよ。
それでも、何も行動を起こさないと言う事は、話し合いでどうにかなると思います。
私が知っている会長さんは無茶な事はしないと人でしたので・・・・。』
『一度は解体されたのに会長さんの事信用しているだね・・・・』
『はい・・・・。確かに解体され廃棄されたのは事実だけど、
何となく理由は分かるので・・・・』
真一は幾ら麻友が信用している会長さんでも、
会社の一人で行かすのは危険では無いかと思い一緒に行く事にした。
『解かった。じゃあ明日学校休んで俺も一緒に行くよ』
『それはいけません。真一さまは学校に行ってください。
会社に行くのは私1人でも問題ありません』
『いや、一緒に行くよ。
仮に学校に行ったとしても麻友の事が気になって勉強が手に付かないのは解かりきっている事だから。
それに、ちゃんと会長さんにも挨拶するのが筋だと思うから、一緒に行くよ』
麻友はちょっと不安そうな顔をした様に見えたが
『解りました・・・・。じゃあ明日一緒に行きましょう。
でも、どんな事態や真一さまにとって聞きたくない或いは
驚かれる話が出るかも知れないので覚悟だけはしておいてください』
『解った。麻友もどんな事が起きても俺を信じてくれるか?』
『勿論です。私は真一さまを信頼しています。』
そんな事を話しているともう空は明るく成りか掛けていた。
『もうこんな時間か・・・・。俺はちょっと寝るけど、麻友はどうするんだ?』
『私は、ちょっと情報整理と状況整理をしますので、
真一さまはお気になさらず、ご就寝してください。』
『解った。じゃあ、おやすみ麻友』
ベッドに入ろうとすると麻友が
『真一さま、真一さまのPCからネットを使わせてもらっても宜しいでしょうか?』
真一は不思議に思い
『麻友はPC経由じゃないとネットに接続出来ないのか?』
普通のARはネットに接続するのにPCなどを経由しなくても独立してネットに接続出来るので
どうして一度PCを経由しないといけないのか判らなかった。
『ネットに接続するだけなら私単独で接続出来ますが、
他にも色々調べたい事などもありますので真一さまのPCを使わせて頂きたいのですが
駄目でしょうか?』
まぁ麻友が使うのだし変な事はしないだろと思い
『勿論使ってくれて良いよ。それと、朝起きられないかも知れないから、
7時くらいに起こしてくれると助かるよ』
『はい解りました。では、朝7時にお起こし致します。』
麻友に頼むと真一はベッドに入った。
『それでは、初期設定及び確認作業を行います。』
『貴方のお名前は『須藤真一』さまでよろしいでしょうか?』
真一は『うん』と答えた。
『貴方の事は何とお呼びすればよろしいでしょうか?』
『う~ん・・・・。別に決めて無かったからな~・・・・。名前で良いよ』
『では、これからは『真一さま』とお呼びします。』
『私の名称は如何なさいますか?』
『それは決めていた。『麻友』でお願い。』
『はい。私は『麻友』です。以下の名前で登録します。』
『制作者及び管理責任者、須藤真一』
『制作方法、完全自作』
『所有者、須藤真一』
『ARLは最高位の『Level7』です。』(『ARL』アンドロイドレベル≒危険度?)
『ちょっと良いか?』
『完全自作は分かるのだけど、『Level7』って何だ?』
『確か最高位は『Level5』じゃなかったか?』
『確かに通常、個人が所有出来るARの最高位レベルは『Level5』ですが、
ARには、その上がありまして政府要人の警護用などに用いられる
完全オーダーメイドARが【Level6】そして一般の人で所有する事が出来ない世界で
私を含め3体しか存在しないARがARL【Level7】です。』
『あの~ 一般人が所有出来ないARを俺が自作して
況してや所有ってそれって非常にマズイのじゃあ無い?』
『はい。違法です。今の状態で【ARSP】に見つかれば即逮捕ですね。』(【ARSP】AR安全委員会)
『わ~ 至極当然の様に答えた・・・・。』と心の中で呟いた。
『麻友、俺捕まりたく無いのだけど・・・・。
【Level7】のARを完全自作って俺マッドサイエンティストみたいじゃない?』
『やっぱり、私は要らないARですか?』
と悲しそうに聞いきたので
『そんな事はない。麻友を手放す気は全く無い。』
と麻友の目を見ながらはっきり答えた。
すると麻友は『真一さま・・・・。』と嬉しそうに答えた。
そして続けて
『ARLの件は私にちょっと考えがありますので、任せて頂けませんか?』
『何かアテでもあるの?』
『まぁ、ちょっと・・・・。』
『真一さま作業の続きをしてもよろしいでしょうか?』
とはぐらかされた。
真一は『まぁ良いか。その時はその時でどうにかなるでしょう』と思い
『あぁ、続けて良いよ』
『では、続けます。』
『虹彩を登録しますので、私の目を見てください。―――― 虹彩登録完了。』
『次は声紋を登録しますので、私に続いて同じ事を言ってください。―――― 声紋登録完了。』
『最後に指紋を登録しますので、私に手の平を見せてください。―――― 指紋登録完了。』
『以上のデーターを書き換え不可能領域に登録及び保存します。宜しいですか?』
真一は『うん』と頷いた。
『以上で初期設定及び確認作業を終了します。』
と言って麻友は初期設定を終了したので、一つ疑問に思い訪ねてみた。
『書き換え不可能領域って実際はどこに書き込むだ?』
『え。それは真一さまが【Recollections】を見つけた領域ですが・・・・・。』
『じゃあ書き換え不可能では無いのではないか?』
『実際、俺が入れたのだから・・・・。』
『確かに真一さまが仰る通り『完全に書き換え不可能』と言うのは間違いかも知れません。
あの領域にアクセス出来るのは以前なら私と会長だけだったはず。
でも、実際には真一さまがアクセスされた訳ですし・・・・。』
とちょっと不思議そうに答えた。
真一は
『まぁ、あのプロテクトを突破出来たのは、
どうしてか判らないけど偶然にも俺が以前作った暗号システムだったからだけどね。』
と答えると麻友は
『え!そ、そうだったのですか?
あれは、会長が考えた暗号システムではなく真一さまが考えたモノだったのですか?』
と驚きの声を上げた。
『そうだよ。数年前に偽名で発表したら散々馬鹿にされたけどね・・・・。
それがどうして、麻友のプロテクトに使われているのか不思議ではあったのだけど、
そのお陰で麻友を直して上げられたから良かったと言えば良かったけどね』
と真一は答えた。それを聞いた麻友は
『あの暗号システムは高等過ぎるのです。
多分、あのシステムを使えるのは私を除けば国家機密でも管理しているコンピューター
くらいかと思いますよ。でも、あの暗号システムは真一さまが開発された物でしたら
真一さまにお仕えする運命だったのかも知れませんね。』
と嬉しそうに答えた。
『大事な事をお伝えするのを忘れる所でした。
今回の『書き換え不可能領域』は会長さんのだけではなく、
私自身でも書き換え不可能ですので安心してください。
まぁ、真一さまならクラックするとは思いますが・・・・。』
と苦笑いしながら麻友は言った。
そんな事を話ながら、真一は
『これだけ会話の受け答えが出来るのなら一先ず故障している箇所は無いと思うけど
学校に連れて行くのは今のままでは無理かな・・・・。』
と思っていたので麻友に訊いてみる事にした。
『なぁ麻友。今まで会話してみて違和感はなど無いか?』
『はい。センサー及び駆動系全てにおいて、異常を示す事柄ありません。
ただ、充電不足からくる出力不足があります。』
『その事で聞きたい事があったのだけど、麻友はどうやって充電しているんだ?
チャージステーションも無いのに・・・・。』
『私にチャージステーションは要りません。
私が充電する為に必要なのは【地磁気】と【電磁波】です。
この地球上に居る間は半永久的に充電して作動します。
ただ、急速充電などが必要な時は【電磁波】などを利用して充電します。』
『それは凄い! それで昨日は動かなったのに今日突然動き出した謎が解けたよ。
それと、麻友の外見についての問題なんだが・・・・。』
そう麻友は解体されて破棄されていたから、衝撃吸収塗料及び人工皮膚塗料は無いのだ。
だから、骨格部品など剥き出しの昔映画であったAR其の物だ・・・・。
すると麻友は
『外に出ないのであれば私はこのままでも動作に何も問題ありませんが
衝撃や防水性にはちょっと問題あるかも知れませんが、
室内で起きる事象なら問題ありません。』
『確かに麻友を家から出さないのなら問題無いかも知れないけど、
麻友と一緒に学校や色んな所にも行きたいし・・・・。
まぁ一緒に学校に行く場合、問題は他にもあるけどね・・・・。』
『外見以外で問題とは?』
『まぁ学校に行く時だけの問題でもないのだけど、
一緒に外出するには【AR登録許可書】が要るし、学校に連れて行くには、
学校に【AR登校申請書】を出して【AR登校許可書】を貰う必要があるんだよ。』
『そういう事でしたら、私一度会長さんに会いに行こうと思っていましたので
その時に外見の問題やその他の問題もどうにかなるかと思いますよ。』
『え!か、会長さんに会いに行くの? どんな理由があるかは判らないけど、
麻友を解体したんだよ麻友が直されて動いている事が分かったら、
何されるか判らないよ。』
『確かに不安材料はありますが、
真一さまが解体されていた私を持って帰っている事は会長さん気づいていると思いますよ。
それでも、何も行動を起こさないと言う事は、話し合いでどうにかなると思います。
私が知っている会長さんは無茶な事はしないと人でしたので・・・・。』
『一度は解体されたのに会長さんの事信用しているだね・・・・』
『はい・・・・。確かに解体され廃棄されたのは事実だけど、
何となく理由は分かるので・・・・』
真一は幾ら麻友が信用している会長さんでも、
会社の一人で行かすのは危険では無いかと思い一緒に行く事にした。
『解かった。じゃあ明日学校休んで俺も一緒に行くよ』
『それはいけません。真一さまは学校に行ってください。
会社に行くのは私1人でも問題ありません』
『いや、一緒に行くよ。
仮に学校に行ったとしても麻友の事が気になって勉強が手に付かないのは解かりきっている事だから。
それに、ちゃんと会長さんにも挨拶するのが筋だと思うから、一緒に行くよ』
麻友はちょっと不安そうな顔をした様に見えたが
『解りました・・・・。じゃあ明日一緒に行きましょう。
でも、どんな事態や真一さまにとって聞きたくない或いは
驚かれる話が出るかも知れないので覚悟だけはしておいてください』
『解った。麻友もどんな事が起きても俺を信じてくれるか?』
『勿論です。私は真一さまを信頼しています。』
そんな事を話しているともう空は明るく成りか掛けていた。
『もうこんな時間か・・・・。俺はちょっと寝るけど、麻友はどうするんだ?』
『私は、ちょっと情報整理と状況整理をしますので、
真一さまはお気になさらず、ご就寝してください。』
『解った。じゃあ、おやすみ麻友』
ベッドに入ろうとすると麻友が
『真一さま、真一さまのPCからネットを使わせてもらっても宜しいでしょうか?』
真一は不思議に思い
『麻友はPC経由じゃないとネットに接続出来ないのか?』
普通のARはネットに接続するのにPCなどを経由しなくても独立してネットに接続出来るので
どうして一度PCを経由しないといけないのか判らなかった。
『ネットに接続するだけなら私単独で接続出来ますが、
他にも色々調べたい事などもありますので真一さまのPCを使わせて頂きたいのですが
駄目でしょうか?』
まぁ麻友が使うのだし変な事はしないだろと思い
『勿論使ってくれて良いよ。それと、朝起きられないかも知れないから、
7時くらいに起こしてくれると助かるよ』
『はい解りました。では、朝7時にお起こし致します。』
麻友に頼むと真一はベッドに入った。