おはようございます
先日、気のおけない友人と約5年ぶりの再会をしてきました。
出会いは小学6年生の時で、同じ学校に通ったのはわずか2年ほど。
出会ったのが転出入の多い学校だったので、特殊な環境下で同じ境遇で過ごす子どもたちの結束力は強く、その中でも特に気が合った彼女とは、会えない時間が長く続く時もマメに連絡を取り合い、気づけば30年以上のお付き合いとなっています。
そんな彼女にもこれまで病気のことを詳しく伝えられていませんでした。
確定診断がなされた時は彼女は海外にいて、コロナ禍の真っ只中でお互い余裕がなかったですし、なによりもこのようなセンシティブなことは誤解を招かないよう直接会って伝えたかったということが大きな理由でした。
彼女が帰国して2年ほど経ちますが、コロナ禍が落ち着いた後もお子さんの中学受験や親御さんの看護などで会えずにいて、この度ようやくお互いのタイミングが合って、久しぶりの再会が実現したのです。
今回、はとバスツアーに初めて参加しました。
東京在住なのにいわゆる東京の観光地には行ったことがなくて、いろいろ新鮮で楽しかったです。
選んだのは、築地、迎賓館赤坂離宮、東京タワー、その合間にホテルでランチというプラン。
各所間を移動するバスの車窓からは、歌舞伎座や銀座、六本木、麻布台ヒルズ、霞ヶ関なども見られました。これだけのスポットをバスに乗っているだけでOKというのは本当に楽で、はとバスがなぜ人気なのかが十分に理解できました。
2人ともすっかり気に入ってしまい、年1回は乗ろうね!なんて言いながらお別れしました。
…結局、彼女には病名や治療の詳細を伝えることはありませんでした。
そして、彼女も深く聞いてはきませんでした。
抗がん剤治療など大変な時期があったこととそれを乗り越えて今元気であること、お互いにとって情報はそれだけで十分ということです。
もちろんわたしが話したければ真摯に聞いてくれたとは思いますけど、そこは察してくれたのかな。
その代わり、お互いのこれからのこと、前向きな話がたくさんできて、本当に楽しかったです。
次のはとバスはどんなプランにしようか、東京を出て遠出するプランでもいいな、そのための資金をためないと、お仕事頑張る励みになるな、新しい職場で頑張ろう、明るい思考のスパイラルです
新生活を迎えるタイミングで彼女に会えて本当に良かったです