お菓子の魔法1文字違いと1℃違い | BulanHati < 碧香 月心 > - ブランハティ < あおか つきこ >

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知ってる子がどんどん成長してて

感動する。


彼女のお菓子を初めて食べたのは

卒業制作のクッキー🍪


売り物みたいな箱に入ってシールが貼ってあった。

それだけで私はお菓子を作れないので感動した。


プロの卵はそれからどんどん歩みを進めている。


それからしばらくして

彼女の考案したクッキーが1つ入ったクッキー缶を貰った。


喜びが大きくなって押し寄せてきて

おかわりして購入させて貰った。


事情を知らなければ

ただのクッキー缶。


でも、色んな人の想いが詰まったクッキー缶。


可愛いクリスマスの絵が描いた説明の紙をまだ捨てられない。


彼女はまた歩みを進めて、売り物みたいなチョコをバレンタインにくれた。


見た瞬間

こんなん売りもんやんかぁ…と声が出た。


お菓子作りの才能から程遠い私からしたら

自分で創れるなんて奇跡の極み。


1粒食べる度にため息がでた。

幸せな気持ちが膨らんで涙が出そうになる。


美味しいから?

それとも彼女の成長に感動してるから?


1粒ずつ別の日にと思ってたのに

一気に食べてしまった…。


でも、それほど美味しかったって事。

口の中と心と部屋の中に幸せが広がった。


夢のある仕事だ。


1文字違えば大違いの中で私は生きている。

1℃違えば大違いの中で彼女は生きている。


プロってそういうもんやね。


25歳の光る未来に私は今、とても感動しています。


呼吸するほど簡単に努力を続けられる好きな事


それが才能。


彼女は前世より

バターの達人だった。

愛のあるバターのお菓子を食べてきたから。



ピスタチオの恨みは深いぜ?

Bulan Hati  碧香月心