夢のマイホームを手に入れるため、悪戦苦闘中のまさおくんです
一度はつかみかけた夢のマイホーム。
程度のよい値ごろ感がある中古住宅をみつけ、仮申し込みまで
して、銀行の融資を受け購入することを決意しました。
ところが。。。
勤続2○年、それなりに業績も安定した会社で働いてるし、
クレジットカードの支払い遅延とか、大きな借金もなし。
なのに、銀行さんがお金を貸してくれない・・・
衝撃でした。
未登記部分のサンルームがあって、建築基準法の容積率を超える
大きさだったことから、違法建築扱いになってしまっているから、と
銀行さんが融資を認めてくれずローン審査に通りません・・・
まさおくんは失意の底に落ちたのですが、ポチ子の励ましもあり、
イチから家探しを再開したわけです。
そして、すでに建っている建売住宅、中古住宅をみていた
まさおくんが、ふらっと立ち寄った『住宅情報館』で家探しの
方向が変わります。
住宅情報館で出会った二人の営業さんから、提案を受けて
土地から探し、１から要望を取り入れて注文住宅を建てる
ことにしたのです。
まさおくん「土地から？むずかしそうだなぁ」
住宅情報館 目黒さん
「場所はだいたい、今の家と同じエリアね。広さは40坪くらい、と・・・。」
物件情報をめくっていきます
住宅情報館 田端さん
「まさおくん。この４つなら、どの土地がいいと思う？」
１． ２．
３． ４．
まさおくん「１つ目は旗棹型の土地だから、わかる。車も置けないし
出入りが狭いのはなぁ。あと土地は大きいけど、棹の部分は
実際建物などには使えない誘導路みたいなところだから
ちょっともったいないね」
ポチ子「2つめは真四角な土地でいいわね。北側に道路があるから
目いっぱい北側に家を建てたら南面が広く使えそう」
まさおくん「でも、ほら、この接道部分、階段じゃない？ってことは
家の敷地に車が置けないよ！」
ポチ子「3つ目は古いおうちが残ってるわね。壊す費用が掛かるから
割高になっちゃうかしら？」
まさおくん「消去法で行くと4番かなぁ」
田端さん「こたえは・・・全部、おすすめできないんだよね」
まさおくん・ポチ子「えーーー？そうなのーーー？？？」
ここで目黒さんが自信ありげに話し始める
「そうなんですよ。この４つ、広さは十分なんだけどまさおくんには
おすすめはしないな。
1．はおっしゃる通り。旗棹型の土地は駐車場の問題が大きいね。
それと、通路の部分も土地代がかかるからもったいないね。
2．も駐車場の問題だね。真四角な土地というのは家を建てるのに
デザインしやすいからいいんだけどね。
3．はね。ちょっと理由が違うんだよ。ここの土地はひな壇になっていて南側が5mくらい高くてその上にすでに家が建ってるの。だから
南側がほとんど日が当たらないんだ。
南側が開けてあたたかい日差しがほしいまさおくんにはおすすめできないな。平面の地図だけじゃこれはわからないんだ。
それと、まさおくんが選んだ4番。
4.5mの公道に２方向で接してる角地で土地も広いし、良さそうでしょ？
でもね。
ここ、片方の道路が急な傾斜なの。土地の両端で3mくらい上がった
ところが敷地の入り口になるから、家の出入りがすごく大変。
それと、土地が擁壁で囲まれてて車の置き場所がないんだよ。
これも平面の地図だけ見ててもわからないことだね。」
まさおくん「ほんとだ。図面だけじゃ全然わからないもんなんだね」
田端さん「そうなんだよ。実際、現場に足を運んでみないとわからないこともいっぱいあるの。
だからぼくたちがまさおくんの要望を聞いて、たくさんの土地物件の
情報から良さそうなものをピックアップして現場を見たりして
よい土地を探してあげるよ。自分でそれをやるのはものすごく大変だし、それだけでいやになっちゃうよ。
ぼくら、地元に根付いて仕事してるから、このへんの土地の情報はいろいろ手に入るんだ。
1週間、時間をちょうだい。気にいってもらえる物件、一度探してみるね。」
なるほどよくわかりました。
Yahoo!不動産とかSUUMOで検索して土地を検索してみたけれど
それだけじゃわからないこともあるんだね。
こうしてまさおくんは、最初の難関、土地探しを住宅情報館の
田端さん、目黒さんにゆだねることにしました。
・横浜市内で広さは40坪～、駐車スペースが取れて、できるだけ
真四角な土地。周りに日陰になるようなものがないこと。
もちろん、予算は限られているから、あまり高い土地はNG
条件としては、少し高望みかもしれないから、どこかで妥協も
必要かもな、そんなことも頭によぎらせながら待つことにします。
次回、まさおくんは土地購入を決断します
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