サンデー登山

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上野村の大山に登ってきました。寝坊したうえに道を間違え「まほーばの森」から引き返してきたりして登山口の天丸橋到着は午後2時を過ぎていました。街道から天丸橋までの秘境感はたっぷりあります。登山口の標高はすでに約1000Mです。



スタートは2時10分、最初は川沿いの道を登っていきます。



標識、ビニールリボンの数は最低限といった感じです。



危険個所にははしごやロープが設置されています。





ゴツゴツした岩の上を歩くので足首に負担がかかります。




左に折れて川沿いの道を外れ、高度を上げていきます。この日は木枯らし1号が吹いたため、川の音から風の音へBGMが変わります。山の上は紅葉も終わっています。





樹間から目的の大山(右側のピーク)が見えてきます。




進行方向右手には天丸山が見えてきます。通常は両方周遊するようですが今回は時間がないため大山のみ登ります。




3時20分、天丸山と大山の分岐に到着、ほぼ標準タイムです。




前衛峰(コブ)を2つ超えて頂上直下に出ます。大きい岩を巻くときにスリルがあります。頂上直下の岩場はグリップしやすく楽しい岩登りになります。




3時35分、無事頂上に到着しました。滞在時間は10分、この日は誰にも会いませんでした。





360度のパノラマで、八ヶ岳、両神山など特徴のある山々が楽しめます。


ここまでは順調だったのですが、登りに岩を巻いたときに恐怖感があったため、下りは前衛峰を巻こうとして右手下へ強引に降りていき、藪漕ぎになってしまったため、15分ほどロスして登山道に復帰しました。

そのときに前方約100Mくらいの距離から「イギャー」という声で4回鳴かれました。断末魔の悪魔が上げるような実に嫌な鳴き声です。声の主はどんな動物だったのでしょうか?羽音がしなかったことや力感から鳥とは違うような気がします。繁殖期のオス鹿だったのかもしれませんが、絶滅したとされるイヌ科動物の可能性も否定できません。デジカメの動画機能で録音しようとしましたが、準備が終わってからは1回も鳴かなかったため、検証できないのが残念です。これまでもクマやサルの群れと遭遇して恐い思いをしてきましたが、いつも夕方以降です。そろそろ薄暗くなる頃からは野生動物の時間なのだと思います。




川に紅葉した葉が落ちてくるくる回っていました。



午後5時、天丸橋にリターン、秩父方面への林道は通行止めになっています。




下山後に振りかえると、よくあんな尖った山に登れたもんだと思います。