『お金は借金。では借金とは?』
前回「米の代わりに、後日に魚3匹」というツケ・借金を考えました。
この内容を少し掘り下げてお金=借金の本質について述べます。
『価値って?どう創る?(価値創造)』
前回、お金=借金は「価値を保存」している事でモノとの「交換・取引を媒介」すると説明しましたが
ここでツケ・借金が保存する「価値」とは魚そのものだけの価値ではありません
海や川で泳いでいるだけの「まだ喰えない、そのままでは無価値な魚」でなく、「漁師が獲って来て、手元に有って喰える状態の魚」の価値を保存しているのです
この漁師が魚を獲ってくる事で産まれる価値を「付加価値」と言い、この漁師の例のように労働によってしか価値は創られないのです
『お金=借金に必要なものって?』
「お金は借金である」とお話ししましたが、借金が成り立つには必要なのは「信用」です
この「米の代わりに、後日に魚3匹」というツケ・借金は漁師が踏み倒す事も可能ですが、そんな事を繰り返す漁師はいずれツケ・借金をさせて貰えなくなります。信用できないから当然ですよね
この「米の代わりに後日魚3匹の約束」における信用とは漁師が漁に出て魚を獲ってくる事の「確かさ」です
この信用・確かさは漁師の漁に出るという良心(教育)も勿論大事ですが、船や網など(設備)がボロかったり、漁師の腕(技術)がヘボいと信用は低いですよね
つまり、お金=借金=信用は、労働によって付加価値が生産・創造される事(生産力・供給能力)に担保される訳です
実際に住宅ローンを組む時も、借りる人が長期で安定して収入を得られるか働けるかを査定されるますよね
この「信用」という言葉は、借金や貨幣(お金)関係の金融業などの用語として実際に使われています
信用取引・信用創造・与信など
http://www.findai.com/yogo/index.html
社会・経済が発展成長してお金が増えると借金も増える、まさにコインの表と裏です。
では、また。
蛇足:漁村に船着場や修理工場など(社会インフラ)があれば、お金=借金の担保たる生産力・供給能力をさらに押し上げるでしょう
