「14歳からの哲学」規則、を読む１２１

規則

社会が決める法律には正しさは必ずしもないとすれば、正しさはどこにあるか、わかるね。そう、自分にあるんだ。善悪を正しく判断する基準は、自分にある、自分にしかないんだ。

引用：池田晶子「14歳からの哲学」


やっぱりそうか！

善悪を正しく判断する基準は自分にしかない！

自分で判断することが重要なのだ。

同調圧力という言葉があるが、周囲の声に振り回されずに、何事も自分自身でよ～く考えることだ。

思考停止に陥ることだけは、避けなければならない。

それは、ほんとうに自分自身が望んでいることなのか？

したいことなのか？

自分自身で判断したことなのか？

いくら自問自答してもしすぎることはないだろう。

正しさは自分の中にある、と言われると逆に身が引き締まる気がする。

その判断をした結果は、誰のせいにもできない。

自分自身で受け止めるしかないのだ。

覚悟がいるとも言えるが、外側のものに判断を委ねるのでないことに清々しさと潔さを感じる。

池田さんは高潔で、何と潔い方であろうか！と常々思っている。

～つづく～