腐女子(ふじょし)もしくは腐女(ふじょ)
[要出典]とは男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを好む女性のこと。

「婦女子」(ふじょし)をもじった呼称である。ヤオラーともいう。

年齢の高い腐女子をさす派生語として貴腐人(きふじん)もある。

同様の趣味を持つ男性は、腐男子あるいは「父兄」をもじって腐兄(ふけい)などと呼ばれる。

もともとホモセクシャルな要素を含まない作品の男性キャラクターを同性愛的視点で捉えてしまう自らの思考や発想を、自嘲的に「腐っているから」と称したことから生まれた。

それに伴い、漫画やアニメなどに登場する架空のキャラクターや実在するアイドルやお笑い芸人などの男性同士が「もしも恋愛していたら」という妄想で楽しむ女性を表す言葉となる。

その後ボーイズラブ(BL)・やおいというジャンルが普及し市場として発展したことにより、
BL要素がある漫画・アニメ・ゲーム・小説・ドラマCDなどを愛好する女性も含む呼称となった。

やおい・BLものを好む女性に限らず、オタク女性全般を指す言葉として用いられたり、

罵倒語として使用されることもある。

腐女子という表現は2000年頃から2ちゃんねるを中心に発生した。

もともとは少女マンガ家が使い始めたものだとする説もある。

社会学者の上野千鶴子によれば、自らのことを腐女子と表現する背景には、
相手から「腐ったような女子」といわれる前に自分からそれを表明して侮蔑を回避するという

「居直りのレトリック」があるといい、これはエッセイストの酒井順子の著書『負け犬の遠吠え』をきっかけに自らを「負け犬」と呼ぶ女性が増加したこと[注 2]

と同様であるという(ただしエッセイストの杉浦由美子は社会的向上心が強く
他者の評価を重視するという点において「負け犬」を自称する女性と「腐女子」
を自称する女性は異なるとしている)。また、男性からの性的視線の遮断という観点からはヤマンバギャルとも共通点がある。

2004年~2005年にかけて男性オタクを主人公とした『電車男』がメディアミックス展開されてメイド喫茶が乱立するなどのオタクブームが起こったが、

この時点でも腐女子を含む女性オタクはあまり取り上げられることが多くなかった。

しかしその後になって徐々に腐女子もメディアなどで取り上げられるようになり、
2007年になると6月と12月に雑誌『ユリイカ』上で臨時増刊号として特集が組まれ、

メディアへの登場例も増加した。(主に男性の)オタクから金品を巻き上げるなどの行為をオタク狩りと呼ぶが、腐女子に対する悪質な付きまといやナンパ行為をさす「腐女子狩り」という言葉も生ま

れた。腐女子狩りが行われる背景には、性描写の多いやおい・ボーイズラブ表現を好む女性なら性的な
事柄への関心も高いだろうと推測する男性側の心理があるかもしれないと指摘されている


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