リモートで研修
久しぶりに研修講師をするため郊外の研修所へ。研修自体は全国にいる専門家を対象としているためリモートで行われるのだが、講師である私は自宅ではなく機器の揃った研修所に行かないとならない。晴れて気持ちがいい朝。研修の対象は専門職10年以上の人たちで、若い部下へのスーパービジョンのしかたが主なテーマ。参加者からあがってくる、困っていることとして、「そもそも、部下とコミュニケーションが通じない」「共感性がゼロとかって人間はどうしたらいいのでしょうか?」「困っていないといってるけど全然やれていないという人をどう指導?」「素直なのはいいけど、とにかく依存的で自分から何かしようとしない」などなど。笑ってはいけないけど、それぞれの現場で「後進育て」に苦労しているなあと感じた。だから、とにかく、彼らを労うことから出発だ。スーパーバイザーのありかたとして「教師」「カウンセラー」「監督」という3つの顔がある。どれも大事で、メリット、デメリットがあり、どれかに偏るのはよくない。「教師」に偏ると、ひっぱりあげたり、知識を提供したりして相手を依存的にさせてしまう。「カウンセラー」に偏ると、相手の成長に時間をかけることになり、目の前の緊急事態に対処し遅れる。「監督」に偏ると、防衛的になって困ったことを率直に言えない関係に陥る。研修の中で、自分のスーパーバイザーとし てのスタイルを探し、それぞれの自分らしさをいかした指導のありかたを見つけていったようだ。主体的に成長していくのを助けるのがスーパービジョン。いい部下が育っていきますように。