8月完全失業率は4.1%に悪化、持ち直しの動き継続
10月1日、総務省が発表した労働力調査によると、8月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、7月(3.8%)から悪化した。総務省が1日発表した労働力調査によると、8月の完全失業率(季節調整値)は4.1%で、7月(3.8%)から悪化した。ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査では3.8%が予測中央値だった。完全失業率の上昇は6カ月ぶり。
失業率の悪化の原因について総務省では、非労働力人口(季節調整値)が前年比15万人減少したほか、自発的離職が8万人増加するなど、雇用環境の改善を背景に労働市場に参入する動きや、よりよい職を求める動きが出ている結果と分析している。総務省では「景気回復局面で失業率が一時的に上がる傾向は過去にもあった。(雇用情勢は)引き続き持ち直しの動き」とみている。一方、厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は0.95倍で、7月から0.01ポイント上昇した。これは2008年5月の0.95倍以来、5年3カ月ぶりの高水準。ロイターの事前予測調査の中央値0.95倍と同じだった。
有効求人数は前月比0.5%増。有効求職者数は同0.4%減となった。