わたしの母は60代で婚活をしている。
といっても、本格的に婚活を始めたのは40代後半からである。
母は、わたしが幼い頃に離婚をした。
母は、幼いわたしを祖母に預け、
ろくに子育てもせず「母」としてではなく「女」として生きてきたというのに、ろくでもない男性とばかり交際を続けてきたせいで、母が思い描くような幸せとはまるでかけ離れた人生を送っている。
我が子より男を選んだというのに、良い男性と巡り会えることも無く、付き合っても幸せにしてもらえることも無く
全く得たものはなし。
年齢を重ねて出会いも少なくなり、婚活パーティーや結婚相談所を利用するも、良い男がいない、巡りあえない、と言って
文句を垂れている日々だ。
母の生き方を見てきた娘のわたしからすると、自業自得でしょう!という言葉しか思いつかない。
昔は、男をとっかえひっかえしていたようだけど
まともな男は、子供の面倒を見ずに男とフラフラ遊んでるような女を本気で好きになるわけがないのだ。
だから、母は当時から変な男ばかりと付き合っては別れての繰り返しをしていた。時には利用されることも。
母はいつまでたっても学ぶことをしなかった。
どれだけ経験をしても学ばなければ意味がない。そして時には反省することもしなければならない。
そうしてみな 成長していくものだ。
しかし私の母は、そうしなかった。何か悪いことが起これば、自分のせいではなく他のもののせいにしたり、運の悪さのせいにしたりしていた。それは今でも変わらない。
どうして私ばっかり…
と、いつも嘆いているが 原因は 母自身にある。
例えば、もし母がシングルマザーで子供を一番に考え
子育てを一生懸命している愛情深い女性だったらどうだっただろうか?
そんな母の姿を見て、素敵だなと思ってくれるような優しい男性が母の前に現れたのではないだろうか。
良い男が居ないと文句を垂れる前に、
まず一度、自分自身を見直してみろ!と思うのであった。