老舗旅館等、料理長クラスの方々5名の料理人。
20品目以上の撮影です。
こちらに、スタジオを設営。
なんやかんやで、6時間撮影と料理作成と大わらわ。
色合わせ。
カラーキャリブレーション。
商業カメラマンは必須。
カメラの色〜PCモニターの色〜出力(印刷物)は、見える色が違います。
更に言えば、環境下(室内や室外)での色の見え方も違います。
料理写真ってのは、もう、『視覚』しかないです。
いくらいい素材を使おうが、高級調味料を使おうが
『香り』と『味』は伝わりません。
なので、いくら料理人が丹精込め、命をかけて作った料理を
電子上や紙媒体上に表現しても
撮影した写真がアウトなら全て"おじゃん"です。
言い方は悪いかもしれませんが、
婚礼やら記念写真でしたら『その人だけが満足しても、まあ・・・OK』ですが。
万人が閲覧する写真。
料理人本人が自分の料理に『100点』をつけたなら。
撮影者は『120点』をつけるぐらいの覚悟で撮らにゃいかんとです。